昨年にライブはあったが、ドラムがオリジナルメンバーではない前島文ちゃん。まずは今回の面子を上げておこう。リーダーの静沢真紀(g)ちゃん、岡田英之(Key)さん、有福珍(b)クン、三夜陽一郎（Drs）さんという四人編成。最近はこの編成が固定化してきた。
良いメンバーが集まっているのだけれど、集客力や持ち歌の数などでまだワンマンライブは難しいのかもしれない。とはいえレパートリーは確実に増えている。15日は“なにわブルースナイト” というジョイントコンサートが心斎橋のSOMAという大きなライブハウスで開かれた。真紀バンドはゲストとして出演した。
ジモティに騙され、一筋間違った道を進んで30分ほど遅れる。入り口で頑張ってるスタッフはどう見てもシカゴロックのおやぢ、塩山さん。何となく仕掛けが判って来た(笑)。え？？。フライヤーのバンド名が書き直されてるし、出るはずだったもう一組のゲストも中止って(爆)。まぁ、真紀バンド以外は知らないので文句はない。
察するに、塩山さんが3～40年前から付き合いがある古いバンドを呼び、そこにゲストを招いたらしいが、ここまで当日に変更するか(笑)。知らないバンドばかりと言ったが、聴いたことある人もちらほら見受けられる。申し訳ないが全員に掲載承認を聞いて回るのは無理なので、真紀バンド以外は割愛させて頂くことにした。
真紀バンドは3番目に登場。何故か右ライン？を引き、左を空ける。ステージが広すぎたか(笑)。まずはオリジナルのSand Stormというインストから始まった。2曲目は真紀ちゃんのヴォーカルでRock Me Baby。『一晩中揺すってよ』という艶っぽいブルースロック。3曲目は打って変り、オリジナルでFlowersというインスト。最近の東北ツアー中に出来た曲だという。国破れて山河あり？ちょっと違うか。プログレっぽい曲で、フクちんのベースソロが出色の出来だった。
4曲目はルイ=ジョーダンがヒットさせたBuzz Me。B=B=キングも良く歌っている。『電話してね。電話してね。番号忘れてたら電話じゃ無しに僕のトコに直接おいで』という能天気な歌(笑)。これも真紀ちゃんのヴォーカルで楽しめた。
5曲目が本邦初公開と言う、オリジナルのWhere Have You Been。次いで最後の曲は真紀ちゃんのファーストソロCDにも入っているオリジナルのMaki’s Boogie。有名なジェフ=ベックのJeff’s Boogieにも負けない軽快な曲だ。Boogieには鼻くそと言う意味もあるが、無論これらは音楽のBoogie。
キーボードの ↑ 岡田さん。ステージに奥ゆきがあるので、被り付き席から撮ったのにドラムの三夜さん ↓ が遠い(笑)真紀バンドが終わった後も延々23時まで続く･･･あーしんど。
初期からこのバンドを聴いていた方からオリジナルは高橋孝一郎（Ds）、増原賢志（B）、村田崇（G)の三氏との指摘を頂きました。訂正致します。
