退屈な見学の中で、あんころ餅を食わせてもらった覚えがある。恐らく赤福だと思うが、美味かった。どういうアプローチを取ったのかは不明だが、赤福と生姜糖(板状の砂糖に生姜の味付けがされている)だけは事前に申し込み用紙が配られ、旅行から戻った時に小学校で受け取ることが出来た。子供に持たせずに済むのと、業者は独占契約を結べるという双方のメリットから出来たシステムだったのだろう。この頃なら学校への見返りもあったのではないかな。
その老舗が問題を起こした。伊勢で細々とやっているならともかく全国区になってからは気を使うべきだったと思う。それもだんだんと悪質な状態が暴露されていくという最悪のパターンなので、存亡の危機あるといってもいい。ぼーずも最初は説明が悪いだけと思っていた。冷凍品を解凍して売る場合、真の製造日を記載したら不安に思われるだけだからだ。
冷凍処理の日付が1年前のマグロの刺身やクリスマスケーキを食べようなんて人はそういないだろう。これまでは、言わば聞かない約束で食べてきたんじゃなかったっけ。タイヤキに鯛は入っていないが、タコ焼きにイカを入れたら詐欺になる。法に定めていなくとも、世のお約束は大事なのだ。
そう同情しながら見ていたら、不祥事が出るわ出るわ(笑)。雪印との違いは腹を壊したという訴えがまだ無いくらいだろう。ま、あっちは乳製品、新鮮な牛乳でも飲んだだけで腹下す人がいるだけに赤福の方が有利だと思う。アンコなんて毎日火を入れて練りあげたら、鰻のタレみたいに百年は持つんじゃないかな。(わしゃ食わんけど)
思うのだが、自然解凍であの餅の柔らかさを保てていたのは結構な技術じゃないのだろうか。いっそのこと今後、生ものは止めて商品を冷凍赤福だけにしたらどうか。解凍は消費者に任せればいい。これなら廃棄処理はきわめて少量ですむと思うのだが・・・いかがであろう?
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