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実家(青森)へ戻り最初の4~5日間は私と両親と3人でゆっくり過ごすと決めていた。
寮生活を始めた16歳から家族と会えるのはお盆とお正月の年2回で、
その貴重な時間すらも成人になってからは、ほとんど毎晩の様に友人達と出かけ
家族と過ごす時間の有り難みなんてどこへやらだったが、
さすがにその私も落ち着き、両親との時間を一番に考える様になった。
やっと。
海外に住み始めてから、年に1度しか会わないとなると、ぼん(甥っ子)の成長がめまぐるしくわかる様に、
両親の小さな変化も気付かずにはいられない。
老いは誰にでも平等にやって来るのだ。
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私の滞在中、私の伯父(父の兄)と父の甥っ子が病院に運ばれた。
救急車を呼んだり、親戚で連絡しあって車を出したりと
一瞬だが尋常ではない雰囲気が漂った。
2人とも大病を患った後の自宅療養中だったので、その時みんな最悪の事を考えていたのは確かだ。
幸い、数日後2人とも退院の許可がおり今は自宅で静養中との事、ほっと胸をなで下ろした。
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救急車を呼ぶ時に冷静に応えられる様に、詳細を各親戚の冷蔵庫の扉に張ることにした。
今回の出来事で親戚家族が近くに住む事の意味を感じずにはいられなかった。
そして、もっと両親と一緒に時間を過ごしたいとも。
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楽しみにしていた食べ物の1つに、
父が自ら釣り,それをスモークした極上のイワナの薫製がある。
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それを知り合いに配るのが楽しみなのだと父は言い
ローカルの朝市場に連れて行ってくれた
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元々無口な父、
市場のあちこちで知り合いに会っても、おーっ!ともあーっ!とも一言も発せず
無言でイワナの薫製(それも何にも包まず...)を渡す.....。
最初は、”お父さん,渡す時になんか一言でも言ったら~?それか何かに包むとかさ~”
などと娘ぶって言ってみたが、
”これうめんだに”(訳:お父さんのこのイワナ美味しいのよね~)
と嬉しそうにその場で頬張る人達の表情を見ていたら、どうでもよくなった笑
こうしてお父さんは人とコミュニケーションしてるんだな、これでいいんだ、って。
母とは八食センターへお買い物に。
新鮮ななまこやホッキ貝、かすぺ等を仕入れた後,一緒に回転寿し屋へ。
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絶品だったのがこのお寿司、白子のお寿司!
新鮮じゃないと食べられない一品、さすが八食センター!
新幹線が青森まで開通したおかげで、青森県民以外のお客さんも沢山見られてにぎわっていたわ~。
こうして青森の良さをどんどん知ってもらいたいな。
そして忘れてはならない母の作る梅酒
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これがね、うまいのよ。
下戸だった母も、ちょっとは飲める様になってたね。
顔真っ赤だったけど笑
そして私が青森入りした5日後、Rが1人でイギリスから飛行機+新幹線を乗り継いで青森入り
よくできました~
まだ時差ぼけのRをひっぱって、2人は更に北へ向かいます。
続く
寮生活を始めた16歳から家族と会えるのはお盆とお正月の年2回で、
その貴重な時間すらも成人になってからは、ほとんど毎晩の様に友人達と出かけ
家族と過ごす時間の有り難みなんてどこへやらだったが、
さすがにその私も落ち着き、両親との時間を一番に考える様になった。
やっと。
海外に住み始めてから、年に1度しか会わないとなると、ぼん(甥っ子)の成長がめまぐるしくわかる様に、
両親の小さな変化も気付かずにはいられない。
老いは誰にでも平等にやって来るのだ。
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私の滞在中、私の伯父(父の兄)と父の甥っ子が病院に運ばれた。
救急車を呼んだり、親戚で連絡しあって車を出したりと
一瞬だが尋常ではない雰囲気が漂った。
2人とも大病を患った後の自宅療養中だったので、その時みんな最悪の事を考えていたのは確かだ。
幸い、数日後2人とも退院の許可がおり今は自宅で静養中との事、ほっと胸をなで下ろした。
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救急車を呼ぶ時に冷静に応えられる様に、詳細を各親戚の冷蔵庫の扉に張ることにした。
今回の出来事で親戚家族が近くに住む事の意味を感じずにはいられなかった。
そして、もっと両親と一緒に時間を過ごしたいとも。
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楽しみにしていた食べ物の1つに、
父が自ら釣り,それをスモークした極上のイワナの薫製がある。
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それを知り合いに配るのが楽しみなのだと父は言い
ローカルの朝市場に連れて行ってくれた
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元々無口な父、
市場のあちこちで知り合いに会っても、おーっ!ともあーっ!とも一言も発せず
無言でイワナの薫製(それも何にも包まず...)を渡す.....。
最初は、”お父さん,渡す時になんか一言でも言ったら~?それか何かに包むとかさ~”
などと娘ぶって言ってみたが、
”これうめんだに”(訳:お父さんのこのイワナ美味しいのよね~)
と嬉しそうにその場で頬張る人達の表情を見ていたら、どうでもよくなった笑
こうしてお父さんは人とコミュニケーションしてるんだな、これでいいんだ、って。
母とは八食センターへお買い物に。
新鮮ななまこやホッキ貝、かすぺ等を仕入れた後,一緒に回転寿し屋へ。
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絶品だったのがこのお寿司、白子のお寿司!
新鮮じゃないと食べられない一品、さすが八食センター!
新幹線が青森まで開通したおかげで、青森県民以外のお客さんも沢山見られてにぎわっていたわ~。
こうして青森の良さをどんどん知ってもらいたいな。
そして忘れてはならない母の作る梅酒
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これがね、うまいのよ。
下戸だった母も、ちょっとは飲める様になってたね。
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顔真っ赤だったけど笑
そして私が青森入りした5日後、Rが1人でイギリスから飛行機+新幹線を乗り継いで青森入り
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まだ時差ぼけのRをひっぱって、2人は更に北へ向かいます。
続く
青森はOLしていた頃一度出張で出かけたことがあります。
人がみんな親切でご飯がどこで食べても美味しかったのを思い出しました。
お父さんが無言でコミュニケーションするのも長年同じ仲間たちと同じ場所で生活してきたから成し得る事なのですよね、すごいなあ、と思います。
ご親戚の方たち、ご無事でよかったです。
年々年を取るという事は回りもそれ以上に年を取ってるという事で、、、私も両親をもっと大事にしないといけないなあ、と思います。
Rさん一人で成田から青森まで!?すごい!びっくりです!
私も離れて暮らしてるのでたまに母に会うと持病があるので「あれ?太った?肌がどんどん黒くなってきた?」と思ってしまいます。。
どこでもドア欲しいよね。。
あら,嬉しい笑
北国の人は口べたとよく言われますが(もちろん例外有りだけど)、ほんとはおもてなししたいって言う気持ちはたっぷりあるんですよ~笑 ただおべっかや美辞麗句が言えないんです...照れ屋なので。
でも1度来ただけの青森を覚えててくれてすごく有り難いです!
R、成田から青森まで一人できて
そしてまた青森から東京まで1人で帰って行きましたよ。私は一日ずらして東京へ(鬼嫁!)
どこ見ても雪、雪、雪で
若者の好きそうな出かける場所なんて少ないのだけど、やっぱり帰ると落ち着くのが
生まれ育った場所なんだねきっと。
私もこの写真見てて、癒されてます(手前味噌?笑)
そういいながらいつかRを沖縄へ、と思っています。
それこそ、ドラえもんにどこでもドアお願いしないとだわ!!!
青森の風景。そのやや殺風景な雪景色ゆえに、文章を読みながらじ~んとしてしまった。帰国の旅に「お父さんもお母さんも歳をとったな」って思うのは、みんな同じネ。
うちの父も口下手です。たまに会うのに、沈黙、なの。言葉には出さないけど色々と思ってるんだ、と一度ワタシに言ってました。
あ!!!あの「あやしいお寿司」は「しらこ」だったのー!
Rさんもこういうもの食べます?うちの相方がみたら蒼白になるな。ぜったい。
朝市に並ぶものも新鮮で美味しそう… 楽しいリポート、ありがと~☆
お父さん、渋い!ペラペラと喋る男より、こういう寡黙な男がいいんですよ。(誰のことだか、、、
いつか、青森をnaokoさんに案内してほしいな~。こういう魚市場を回ったり、ローカルのお店行ったり、楽しそうやな~。
そいで、お父さんのイワナ食べたい!
ご両親、いつまでも元気でいて欲しいね。
オフ最後の方には”そろそろ仕事しないと駄目じゃね?”って思い始めるくらいがちょうどいい笑
過ぎてしまえばやっぱりあっという間なのだけど、思い返してみると、あれもした、これもしたっけと内容の濃さに満足するし、その間焦りもなく過ごせた気持ちの余裕はホリデー後の自分の心のあり方にはっきり見える、気がします。(今のところ。。。)
そうです,あのお寿司は白子でした!
Rはいけますね、とりあえず何でも食べてみる人なんで笑
papricaさんの旦那さんくらいの方が普通かと思われますよ
”言葉に出さないけど色々思ってる”
そうなのですね、私達の父達は。
まさに昭和の男達のかっこ良さなのではないでしょうか。
その奥の心を読み取れる繊細さと寛容さを養わないと、ですね。(→それが難しい)
ところで荷造り終わりましたか~笑?
誰の事?笑
私の地元はエンターテイメント性には少々欠けるかもしれないけど、美味しい魚介、山菜はたっぷりあるし,温泉も近いから
のーんびりしたい時はお勧めだよ!人も寡黙だけど親切だし。
青い森、
いつか友人達に案内したいなぁ
家族ってほんと、暖かいね。
お父さんのイワナの燻製、ほんとぉ~に、んめんだぁ
寡黙なお父さんがモクモクと作業された姿が目に浮かびました
言葉に出さない分、優しさがしっかりと詰まっておりました
もくもくと という言葉が本当に良く似合う人だと思います。
黙々と釣り,黙々と薫製にする。
あの味をシェアできる人が増えてとても嬉しい。まるおはおあづけね