またまた亀谷金牡丹です。
この亀谷金牡丹は元々は大きな木だったのです。
Nさんは富貴蘭を寒蘭舎で作っていたのであまり良く育ってはいませんでした。
「ちっちゃー」なんて言わないでくださいね。
大きな亀谷金牡丹は、ほとんど韓国にスライドしてしまったり、大棚に収まってしまったり、私の様な弱小富貴蘭趣味家には、おこぼれ程度に小さな子が回ってくるのです。
この亀谷金牡丹は元々は大きな木だったのです。
私の父の蘭友であるNさんが作っていました。Nさんは関東では寒蘭栽培では有名人です。毎年寒蘭の花を立派に咲かせています。実家の蘭舎はNさんにオーダーメイドで作っていただきました。
Nさんは富貴蘭を寒蘭舎で作っていたのであまり良く育ってはいませんでした。
また、寒蘭だけで手いっぱいなってしまい、富貴蘭栽培をやめてしまいました。
四国山草園さんがその蘭を引き取っていたので、数本立ちになっていた亀谷金牡丹の子供を分けていただきました。
この亀谷金牡丹は縞木だったのは知っていたので、この子も大きくなれば縞が出てくると思います。
この子が付いていた親木もだんだん小さくなってしまい、今ではこの子と変わらない大きさです。
亀金でも小さくなっていく個体もあるということでしょうか?環境によっても変化するのかもしれませんね。
この株は寒蘭舎の暗い作りだったので、園の明るい棚に合わなくて傷んだんだと思います。私の黒牡丹たちも去年引っ越ししたので園に預かってもらっています。環境が変わったので、新根を下さなかったり、葉が枯れたりしていますよ。名人の棚でもそうなってしまうので、やはり金牡丹、黒牡丹は難しいのだと思います。