チビ&ウルフのつぶやき

在りし日のチビの思い出とウルフの日常をつぶやいてます。

モフモフ恋しい。。続き

2019-04-18 | つぶやき
早めに寝たからスッキリと目覚めたので続きを。。

主人が退院するまでの間。。
新居が近い場所だったから、
担当者に鍵を貰って説明を受け、
夜に子供達&妹も応援に来てくれて、
皆で持てる荷物を新居に移す。。その繰り返し。
各部屋に何を持って行くかを表にし、それぞれに渡し、
手順通りに着々と荷物運び。
個室を持てるとあって、子供達も大興奮。
勿論チビのケージと荷物は設置済み。
子供達&妹とチビは新居で寝泊まり。
もう仲良し3人はキャンプ気分

業者に頼む大きな荷物と、ガランとした家に残り、
引き渡しの為にきれいに掃除をする私。
「立つ鳥跡を濁さず」の精神。。
ってのは表向きの理由。

本当は。。(所説ありますけどね。。)
家を購入すると何か(不幸)が起こると、昔から聞いていて、
それを回避するにはペットを。。というのも耳にしていた。
だとしたら、
チビとの出会いは本当に運命としか言いようがない!
迷信。。と言えばそうかもしれないけれど、
父の余命宣告に主人の入院。。
やっぱり来たか。。と、心配を払拭する為に、
ただ、ただ、動きたかっただけ。。

チビは広い空間に大喜び!
ガラスに映る自分に大興奮でジャンプ!ジャンプ!
新しい家具諸々は、鍵を貰って早々に設置。
ただ、カーテンは最後だったから
ガラス張りの、夜には見え見えの部屋に、
何もかもに楽しそうに反応していた。
その頃だって、チビが我が家に来て4ヶ月(多分生後6ヶ月)
まだまだ子供。

主人も無事に退院はしたけれど、
暫くは無理はさせられないし、
年明けに検査もあるので、
その結果次第で次のステップへの流れに。。
そこから先は忙し過ぎて記憶も曖昧。。
ただ、年が明けて最初の検査の結果が良好だったので、
ホッと一安心。。。

電話で話す母の様子が気になり、直ちに鹿児島へ。
そしたら、高校生だった娘が担任に事情を話し、
直談判して私と同行することに。。
息子は「父とチビは任せて!」と頼もしい言葉。
本当は行きたかったらしいけれど、
娘と話し合った結果だったらしい。。

とりあえず最終便で鹿児島へ。
母には黙っていたから、
私と娘の顔を見るなり泣きながらも大喜び!
父も娘まで一緒なので満面の笑み。

入院をすればいいのに、死ぬなら家で!という父の為に、
母は献身的な介護をしていた。
毎日来てくださる看護師さん達や、
自分の葬儀の準備をと葬儀屋さんと会う父。
人生の終焉は自分の手でプロデュースするという父を、
なんとも言えない表情で見守る母。
その心中は諸々の感情に渦巻いているようだった。
一日でも長く一緒にいたい。
疲弊していながらも歯を食いしばる母。
娘はそんな祖父母に寄り添い、
これまた献身的に世話をし、話しを聞いていた。

優しくも強い子だとは思っていたけれど、
こんなにも深い愛情と忍耐力のある子に
育ってくれている娘に感謝の気持ちでいっぱいだった。
息子も、主人やチビの様子を逐一メールで報告してくれて、
心配ないから精一杯の親孝行をしてきて!と。。
主人も何かと連絡を入れてくれて、
家族の思いやりと子供達の成長が、本当に嬉しかった。


続きます。。




小田さんの歌にあるように、
面影さえ残らない郷里の街並みだったけど、
桜島や海、自然はあの頃のように心を包んでくれた。。


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