鈴木家家訓。

主婦 鈴木園子の日常。 知恵袋。ボヤき。 思いつき。 内容の無いあーだこーだ。 などです。  

青い背中を探して。 

2018-06-10 20:43:06 | 初めての


今回6人 青いTシャツを着て 参加した。
だから 走りながら 先に行った4人の
青い背中を ずっと 探した。 

走り出して フラットなところは 
老けたドラミちゃん 確認できてたんやけど。 
そのうち いなくなって。 
青いTシャツ 青い背中。 青い背中。

あ!  いた! Qちゃんや! 
頑張って 距離を 詰めていって。 
近づいたら おっさんやった。
本物の おっさん。 
ものスゴイ ガックリした。 

そんなことで 前回の続き。 

もう あかん。 
足が  ヘンになってる。 
全身の浮腫みで パンパンで サポーター脱ぎたい。
もうきっと 浮腫みのせいで 血が 緑色になってるわ。
だから 今 刺されたら 
緑の ドロドロの血が 出てきて
犯人 腰 抜かすわ。 
  
とか そんなアホなことが 頭 一杯 占めて。 
辛い。 

と。 

どっからともなく 聞こえた。 
「チャンドラ~」 

え?  Qちゃんの声に 似てるよ。 
もうすぐ 追いつけるんかな。
走る速度を あげて 青い色を 探すんやけど。 
ん?  いてない。 
と  また 呼ばれた。 

後ろを 振り向くと そこに Qちゃんと ゆうちゃんが。 
え? 後ろ? 
しばらく 状況が 呑み込めない。
なんで 後ろから 来たんや? 
 
おや。 
この2人は 2周目か?   
いや そんなこと ないやろ。
あ・・・ 
もう2人は フィニッシュして。
遅いチャンを 迎えに 来てくれたんかな?
とか もう よう回らんようなった頭で 考えたけど。 
わからん。 でも。 
 
後で 聞くと。(笑)
 
まっすん チャンが 初出場やから。 
一緒に 行ってくれようと。 
最初の給水ポイントあたりで
待ってくれてた。 
それ 知らんと てっきり 先を走ってると 思って。 
前 ばっかし 見て 通り過ぎててんて。 
(その頃 老けたドラミちゃん 見とったんかもしれん) 
ペースメーカーの。
待ってくれてた皆も チャンを 見落としたみたい。 
きっと ドラミちゃんの陰に隠れとったんやわ。 
あ・・・老けたドラミちゃん。 
ペースメーカーのな。(笑) 


なんにしても 今 一番 見たかった。
仲間の 青いTシャツ。 
目の前にして わぁ~ 嬉しい。 

 
 
一番 辛い時に ↑この2人。 
一番 効果があったわ。

だから また 歩きだせた。 
 
そこからは 一緒に 写真 撮ったり。 
お喋りしながら 走れて。(歩けて) 
普段はキライなバナナ 
一面に塩つけて 食べたら。 
こんな 美味しいんや。
カラダから 塩分と糖分が 抜けてるのが 実感できた。 
それで また 少し 元気になった。 

次の給水ポイントで もう一度 それ しようとしたら。
マラソン慣れしてるゆうちゃんに 止められた。 
「さっきのは 身体が欲してたから効果あったけど。
次のは 負担になるよ 止めとき」って。 
なるほどね。 
 
ラスト3Kmあたりやったかな~? 
ゴールのグランドがある 学校が 見えた時は。 
涙 にじんだ。
胸が 一杯で なんかこみ上げてきた。

ゆう「(笑) チャン 泣くのは 早いよ」 
って 3人 笑って。 
 
最後は
Qちゃんと ゆうちゃんが 支えてくれて。 
一緒に ゴールしてくれた。
3人 笑いながら ゴールできたけど。 
ほんと 限界 超えてたチャンを。 
2人 ずっと話しかけてくれて 
ペースも 合わせてくれて 
勇気づけてくれた おかげ。   




タイム ギリギリ 4時間を切って。
完走の賞状とTシャツを もらって また 感激。 


一番の 望みは 
靴 脱ぎたい。 
サポーター。 服 脱ぎたい。
脱衣場 待ちきれず 
部屋 戻るなり 全て脱ぎ捨てて 真っぱ。
Qちゃんに「なんでやねん」って 笑われた。
(部屋から脱衣場まで また服 着なあかんやん) 
ええねん それでも 脱ぎたかってん。
1秒でも 早く。  
  
お風呂 飛び込んだ時 生き返ったぁ~。  

マラソン走って その日のうちに 
大半のランナーは帰ってしまうんだけど。 
このグループは お宿で 用意してくれてて。 
BBQで 打ち上げ。 

全員 完走Tシャツ着て 食べるのがステイタス。 



Qと その友達(ゆう ゆき まゆゆ まっすん チャン) 
Qの同期の友達と その友達(男子 5人 初めまして) 
ちなみに 男子の人たちは 全員 現地在住らしい。 
どうりで 宿泊客の中には いてなかったな~? 
BBQの後は 三々五々 散って行かれました。

とても 楽しく 美味しいBBQやった。 
マラソン直後は ビール飲みたいとか。 
お肉食べたいとか 全く なくて。
ひたすら 全裸とお風呂を 望んだ。 
少し ムカムカしたので ビールより 
最初 お水 飲んでた。  

けど 頑張った後のビールは 最高やわぁ~。
BBQ 最高。 
残酷マラソン 最高。  
 
残酷の後には 天国が 待ってたなぁ。 









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美方残酷マラソン 全国大会。 

2018-06-10 10:11:23 | 初めての


普段は 過疎化が進んだ ありふれた 田舎の村。 
人も少なく 目を引く 観光スポットがあるわけでもない。


そんな村が このマラソンの時は 
老いも若きも 一丸となって 
他地方から来た ランナーを 応援し 
支えてくれる。 
その行程は 山を2つほど 登って下る。 
全24Kmの 険しいアップダウンの山道。 


美方残酷マラソン


すごい確率で 雨が降るって 予報やってん。 
スタート直前  マジ ポツリポツリ きた。 

やっぱ カッパ 着て 走らないと あかんのかな~? 
ギリギリ いけた。




 
緊張たかまる中 皆で 円陣組んで おぉーー!

スゴイ人だぁー。 
3000人の参加者が スタート。
後方にいた 一行は 20分くらいは
「これほんまに 始まってるん?」 やったね。 
コスプレしてる人も 多数。 

チャンの前には 老けたドラミちゃんが いてたから。 
この人 ペースメーカーにしよ 思った。 
ペースメーカー ちゃうな?
ペースメーカーいうたら 心臓のやつやんな。 
なに? 
ペースランナーとか?  
まあ なんし 目標にさしてもらお 勝手に。 

6人中 マラソン自体が 初めての。 
まっすんとチャン。 
ペース 崩れるから 先に 行ってね。 って言ってて。 
現に  すぐに バラけた。 
まっすんと しばらくは 走ってたんだけど。 

1番目の給水ポイントで まっすんは お水を取った。
チャンは まだ 止まりたくなかったので。 
そこで まっすんとも 離れた。 
まっすんは すぐ後ろに いるだろうな~。
とは 思っていたけど。 
他の皆は 先を 走ってて。 

おそらく 山道が 始まると 走れんくなるから。 
このフラットな時に 少しでも 皆に 追いついておこう。 
っと 最初のフラットの約7Kmを 走った。 

そこからは マジ 急な上り坂。

 

しんどい。 

だけど 空気が 美味しいな。 
そして あちこちで もう 90度腰の曲がったお婆ちゃんが 
家の前まで 出てくれて 旗を振って 応援してくれるねん。 

なんか じ~んとするよ。
景色も 綺麗。 
地元の高校生も ハイタッチで 応援してくれる。 
果物 配ってくれたりして。 
それ 食べると 不思議と また 力が出て 
走れたよ。 

山頂の展望台で 少し 休憩。 
いや もう 足が つりそうで ヤバくなってて。 
キンキンで これ ムリしたら 肉離れとかなったらヤだし。 
ストレッチした。 
ここにも みんな いないな~~。 
やっぱ 追いつくのは ムリだな。 
うん 普通に考えて だんだん 引き離されていって当然やね。 
しかたない。 
それより 自分のすべきことは。
足 怪我しないように できれば 完走すること。 

そう 思って 歩き出した。 
登りと 下りは 歩いて。 
少しでも フラットなポイントあったら そこだけランして。 

チャンを 抜かして行くランナーが 声を かけてくれる。 
Qちゃんが 描いてくれた 似顔絵ゼッケン。 
「前に まわったら 同じ顔してる~(笑)」 
って ファイトと笑い くれた。 

なにもかも チカラになるな。

でも もう それも ここまでかな・・・ 
足が スムーズに 出なくなってきた。 
なんか どっかの 腱 切れそうな・・・ 
もう 歩くのも 辛い。。。 

ああ。 

長くなってるね。 一回 切ります。 
こんな ええとこで (笑) 











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