12月5日予てより申し込んであった特別公開に、参加して来ました。
大阪城天守閣に隣接して、いかめしい姿を見せる茶褐色の建物。これが第四師団司令部庁舎です。竣工したのは昭和6年(1931)3月で、この年の11月には天守閣も復興されました。
第四師団司令部の建築意匠については、 賛否があって物議をかもしました。西洋の古城の様式をもとに設計し、 細部意匠で東西相通ずる城郭気分を出すということで、大阪城の環境を害さぬようにしたといいます。
しかし、 日本の古城建築に囲まれて西洋の城郭は、 似つかわしくないのではないかと疑問の声がありました。
外観の特徴は、 中央に塔屋を配した左右対称の姿です。全長95mほどの実に風格ある建築で、 屋上付近には、半円アーチを繰り返した装飾帯、建物全体や塔屋の隅にはタレットと呼ばれる小塔がみられます。
司令部庁舎は戦後3年間進駐軍に接収され、解除後は大阪市市警視庁や大阪府警が庁舎として利用しました。
その後、 昭和35年(1960)12月から大阪市立博物館として使われ、平成13年(2001)に閉館するまでの40年間もの間、この建物は博物館として利用され、多くの人が訪れました。(当日頂いた資料より)
先ず、外観次いで内部最後に当日の大阪城公園内光景の3回に分けてUPしようと思います。
正面中央部
塔の中央上部の薄く残っている円は、菊の御紋があった跡のようです。
正面右側
正面左側
左側側面
建物裏側
右側側面
次回は特別公開された内部の様子をUPしたいと思います。
大阪城天守閣に隣接して、いかめしい姿を見せる茶褐色の建物。これが第四師団司令部庁舎です。竣工したのは昭和6年(1931)3月で、この年の11月には天守閣も復興されました。
第四師団司令部の建築意匠については、 賛否があって物議をかもしました。西洋の古城の様式をもとに設計し、 細部意匠で東西相通ずる城郭気分を出すということで、大阪城の環境を害さぬようにしたといいます。
しかし、 日本の古城建築に囲まれて西洋の城郭は、 似つかわしくないのではないかと疑問の声がありました。
外観の特徴は、 中央に塔屋を配した左右対称の姿です。全長95mほどの実に風格ある建築で、 屋上付近には、半円アーチを繰り返した装飾帯、建物全体や塔屋の隅にはタレットと呼ばれる小塔がみられます。
司令部庁舎は戦後3年間進駐軍に接収され、解除後は大阪市市警視庁や大阪府警が庁舎として利用しました。
その後、 昭和35年(1960)12月から大阪市立博物館として使われ、平成13年(2001)に閉館するまでの40年間もの間、この建物は博物館として利用され、多くの人が訪れました。(当日頂いた資料より)
先ず、外観次いで内部最後に当日の大阪城公園内光景の3回に分けてUPしようと思います。
正面中央部
塔の中央上部の薄く残っている円は、菊の御紋があった跡のようです。
正面右側
正面左側
左側側面
建物裏側
右側側面
次回は特別公開された内部の様子をUPしたいと思います。