割れなかったくす玉

卒業式のメーンの一つでもある“くす玉”

僕の受け持つ１年生の担当で、卒業式の２週間前から全員で取り組んできました
先輩方の最後の想い出のシーンを飾ろう
そういう願いで作成してきました

卒業式前日にも遅くまで残って...
くす玉設置に紙テープの貼り付けと装飾にかなり時間をかけ、その想いに力が入っていました

さて、卒業式最後のくす玉を開く場面がやってきました
会場にいらっしゃる全員の注目の的です
　　　　　　
卒業生１０名が二手に分かれ、くす玉を開くヒモを引いた瞬間
　　　　　　
プツッと引きヒモが、上空に吊り下げられてるくす玉の近くで切れてしまった

引きヒモが細かったのと、昨年までのものを使ったので切れてしまったのだ
ショック～

１年生全員が固まった瞬間と
卒業生を含め会場の人々から「あ～ぁ」とため息が大きく響いてくるようです

それでも想定外を予想し...
１年生の子たちが「先生、割れなかった時のために脚立を準備しておきましょうか」
その気配り・心配りがあり、即座に脚立を立て
卒業生の二人に上ってもらい“くす玉”を開いてもらった
　　　　　　
　　　　　　
ちょっと時間はかかりましたが、なんとか“くす玉”も開き
会場に歓喜の輪が
　　　　　　

１年生にとってはドキドキと焦りがあったようだけど...無事開き拍手喝采

一瞬にして開いて終わるより
逆に時間をかけて開いた“くす玉”は、卒業生のみんなに想い出の一コマになってくれたら嬉しい


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ツキを呼ぶ「魔法の言葉」
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皆さんにとって明日も“笑顔の瞬間がたくさんある”そんな素敵な一日を過ごせますように