彦リン日記Ⅸ ~笑顔で楽しく感謝して!~

沖縄県宮古島に住むオッサンの日々の呟き日記!ゴリラ似の顔に、甘いもの大好き!☆

シーシャガウガウ作り

2012年09月26日 22時02分04秒 | 教 育
皆さん、こんばんは

南国宮古島も...
この時期、朝夕は冷たい(涼しい)風が吹く頃になりました
さすがに日中は太陽の陽射しを感じますが...
過ごしやすい季節となりました

特に今日は、台風17号の影響もあり
夕方から夜にかけ強い風が吹いてます

さて、今日は宮古島市立南小学校へおじゃましました
宮古島市教育委員会の生涯学習振興課の事業
学校支援地域本部の企画で、宮古島の伝承文化シーシャガウガウ作りを子ども達へ伝えていました






中秋の名月が見られる
旧暦の八月十五日の“十五夜”に、子ども達が手作りしたシーサーのかぶり物を付け、各家庭を回り、踊りや唄を披露し、無病息災や家内安全を祈願する宮古島の伝統文化です

僕らが子どもの頃は...
近所の子ども達(先輩、後輩関係なく)が集まり、十五夜を迎える前に色んな材料を各家庭から持ち寄り、とっても恐い顔のシーサー作りに夢中になったものだ

満月の十五夜には、近所の各家庭を遠慮なく回り、玄関前でシーシャガウガウを被り踊りまくり、唄いまくり
お金やお菓子、お餅(宮古で言う“フカギ”)をもらい大喜びではしゃいでいた
そのお礼とまた踊り出したりして...中秋の名月など目に入らない

汗タラタラになりながらも、みんなでお菓子やフカギを食べ、お金は次の年のシーシャガウガウ作りの資金として貯めた
あの頃は、まだドル時代で...1セントや5セントだったけどね
まさにアメリカ世だった

今思えば、子どもの世界で
遊び(ゲームなど)もなかった時代で、自分たちで楽しみを作っていた時代で...
なんでも自分たちで工夫していた
地域の先輩後輩のルールもちゃんとあり、思いやりもあった...

とは言え...
十五夜前は夜月が明るく、遅くまで遊びまくったもので
木の上に自分たちの小屋(基地)を造り...別の地域の子たちと花火を投げ合って戦争ごっこをしていた  
今考えたら...恐ろしい遊びだったなぁ    

あ~、話がだいぶ昔話(想い出話)になってしまいましたが...
昔、宮古島の子ども達の文化シーシャガウガウ作りを継承しようと
学校支援地域本部の事業として、コーディネーターの方や県立宮古青少年の職員、学校支援ボランティアの方々の協力を得て南小学校の2年生生活科の授業で取り組んだ素敵な事業
その様子を写真に撮りましたので楽しんで下さい
シーシャガウガウ作り



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皆さんにとって明日も“懐かしい想い出に元気をもらえる”そんな素敵な一日を過ごせますように