北風の吹く散歩の途中、
前方より、
私と同年齢か?と思える女性と一緒に散歩中の小さいワンコ、
ジーっとコチラを見ていたかと思う間も無く私に駆け寄ろうとする、
同時に飼い主さんの「違うのよっ」の声、
近寄ると、
ワンコが短い尻尾を精一杯振り振り私に纏わり付いてくる、
許可を貰い、頭をなでると縋り付くように体を寄せてくる、
っと、飼い主さんポツリ・ポツリと語り出すにこのワンコ、
昨年末亡くなられたご主人に甘えに甘え、可愛がられて懐いてた由、
そのご主人が亡くなられたのを理解出来ず、
散歩の途中、
ご主人と同年齢と思える男性を見かけると駆け寄り確認する様になったのだと、
ワンコが駆け寄ると、
何時でもワンコ好きばかりで無く、中には明らかに迷惑そうな方もあると、
そのような時はワンコにも解るのか、顔を覗き込んで直ぐに離れると、
幸いニャンコもワンコも大好きな私、
生前のご主人の分まで十二分になでて上げました、
別れ際に飼い主さん、
「今日はおトーさんでは無いけど、優しくして貰って良かったね~」とワンコに?、
それとも私に??、
これ程ワンコに慕われるとは、
「天国のおトーさん可愛がった甲斐が有りましたね~」と言葉かけつつお別れしました、
帰宅して居間に入ると我が家のニャンコ、
ソファーの上に寝転びながら、私の顔見て大アクビ、
毎日可愛がってるのにな~と思いながら、
ニャンコとワンコの違いに思い至った本日となりました。