おもい想い出

知らなかった新しい道。
その道をを抜けると突如なつかしい道に出て、「ああそうだったんだ--」
過去の記憶と繋がります。。
そういう場所がいくつかあって、アトリエまで結構大きな道が出来ていた
ことを知りました。
「私の為に作ってくれていたのねェ--」とひとりごと言いながら。。。
昔は随分遠まわりりをしてここに来ていたんだわ--。



少し前までこの道はありませんでした。
この場所のすぐ近くにホスピスの病院が今もあります。
１人の作家さんが１５年近く前にそこで亡くなりました。
生死と正面から向合う事の意味と、何をどう話せば良いのかを
考える日々。それでも足は病院に向かっていました。
会うといつも優しく温かくむかえてくれます。
相手の体力に気を使いながら何を話すでもなく、共通の時間を持たせて
くれた日々でした。

私の絵のテーマ、”生命の重み””愛”はここで生まれたような気もします。
彼女の絵はステキです。
生き方も格好も優しさも華やかさも備わっていた人でした。
今は時々ギャラリー島田で作品に出会えます。
その時 ＜本人に出会ったような気持ちになります＞ 。。

絵っていいですねぇ。。。