イタリアの旅もNo.6になりました~。
シシリー滞在はたった3日間なのに...中身はとっても濃い旅^^。
なにせ連日、夜中の12時まで予定が組まれていて(びっくり!!)
毎日寝不足だけど楽しい日々になりました~^^。
今日はメッシーナという街と日本の共通点についてお話ししますね!
山も海も近くて日本と環境はとても良く似ています。
メッシーナは1783年に起きた地震で壊滅的な被害を受けたのにまた1908年には
大地震勃発により、町のほぼすべての建物が倒壊。その際、高さ12メートルもの津波
が起こり、6万人もの死者を出したのだそうです。
(撮影コウノ真理さん)
このお写真はそのモニュメントとして創られたもの。。
この上の丸い部分まで津波が来たのだそうです。
私たちは美術館のご案内でメッシーナに残る数々の津波のあとを見せて頂きました。
地震、津波、第2次世界大戦の爆撃、その上火山の噴火も加わり各所で壊滅的な被害
を受けてもなお再建されているところもまさしく日本と同じですね。
今回の展覧会のお話もそう言う共通の痛みを分かち合える同胞として歓迎して頂いて
いるのが伝わって来ました。
この絵は壊滅状況の街の復興のシンボルとして3人の絵描きさんが
描いたものなのだそうで..このあとまだ描き続けてこの山合いの村を
アートで埋める計画なのだそうです。
完成がたのしみですね^^。
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さて....
オリンピックがTOKYOに決まりましたね。
とっても嬉しいです!!
東北の被災地の皆様の復興がこれにより加速される事を心から願っています。
美術館館長さまも ”福島” ”つなみ” というお言葉をしょっちゅうお使いでした。
気にかけて下さっている事がひしひし伝わって来る今回の旅。。
たった3日間しかシシリーにいられなかった旅ですが、毎日宿舎に着くのは午前さま。。
きつ~いけれどもしみじみ感動の連続!!
今日はその中からドゥオモ広場を見て頂きますね。
メッシーナ大聖堂 (cathedral of messina)です。
↓
ノルマン王国の時代に建設され、1254年に没した新生ローマ皇帝コッラード4世
が埋葬されているのだそうです。
ここも巨大な地震により崩壊し、第2次世界大戦の爆撃で壊滅的な被害をうけ
現在見られるものはその後再建されたもの。
ドゥオモの隣に建つ巨大な「鐘楼(Campanile)」は、1933年の建築で、
精巧で美しい仕掛けが現在も現役で動いています。
お昼12時になると動きだし音楽が広場に響きます。
それを見ようとたくさんの人が集まっていました~!!
↓
日本でおなじみの音楽も流して下さり感動~。
メッシーナの皆様の温かいご配慮に心から感謝!!
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次回は私の作品とちょっと共通点を感じてびっくりしたお話で~す!!
是非おたずねくださいね!!