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栃原敏子 日々あれこれ

アーティストとわん子との生活はハプニングいっぱい。楽しさもいっぱい。
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”韓国の旅” - その3 -

2012-07-10 02:22:11 | Weblog

「人と人。。」

私にとって韓国という近くて遠かった国。。

今日は韓国でしみじみ感じた事をお話ししますね。

 

幼い頃私は大阪に住んでいました。

大阪の中心部の”みなみ界隈”のそのずっと東にいったところに鶴橋という地名があり

そのまた東に今里というところがあります。

昔の事ですが、その辺りに在日韓国の方がたくさん住んでおいででした。

 

今回、釜山の博物館に行ったとき声をかけて下さった方が偶然にも

この界隈に7歳まで住んでいたという方でした。

当時小学生だった私の耳にも差別と思える表現がまかり通っていた事

思い出されます。

学校の先生でさえも発言していた数々の言葉が頭の中をよぎります。。

目の前にいる方にもそういう言葉がかけられたのだろうか ....?

理不尽な差別を許してはならない .....。

「人と人」がわかりあえるというのはこういう反省をともなうことなのですねぇ。。

 

絵画を通して私の目は遠くの国ばかり見ていました。

今回韓国に行って、私の精神の奥深く大きく変化したのを感じています。

 

近くて遠い国が近くて親しい国になりました。

芸術文化が本当の意味での外交なのだと改めて感じたのでした。。

 

私が絵を通して訴えたかった事は目の前に。。

 

 

 

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