ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ 映画「ブロークバック・マウンテン」日本版劇場予告

映画「ブロークバック・マウンテン」

 

1960年代のアメリカ中西部の、羊の放牧の季節労働者として出会った、イニスとジャックの二人の20年にわたる日々を描いている。

現在でもトランプ大統領は激しくゲイを否定しいる。
アメリカは70年代の反ベトナム運動でヒッピーなども出てきて性について解放的なイメージがあるが、案外、そうではない。
ましてや、アメリカの保守的なエリアといわれる中西部、そして1960年代ということを考えれば、この映画で描かれる彼らの葛藤、苦悩は、想像に難しくない。

それにしても、最後のシーンでの日本訳、あれは、違和感が大だ。
字幕は、「ジャック 永遠に一緒だよ」
私は、「えっー!これはない!!」と、思わず言ってしまったほどだ。
憤慨、このうえない。
ここまでの、描写力、ぶち壊しである。


納得できずに、エンディングロール後に、画像を巻き戻しして、最後のシーンを確認した。

イニスが、言ったセリフは、

「Jack, I swear……」のひと言である。


「ジャック 永遠に一緒だよ」こんな下らない陳腐な字幕にしないでもらいたいものだ。


それで、早々に、アマゾンにE・アニー・プルーの原作を発注した。
それにしても、山の景色が最高だった。

音楽も良かった。
Brokeback Mountain Soundtrack - Wings

 

 

 

 

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