札幌駅から千歳や、旭川へ向かうローカルに乗ると、次に停まる駅が、苗穂駅(なえぼえき)。
ここの駅舎には、朔太郎の『旅情』の詩の一節が、看板になって、飾られている。
昨日は「ブダペストに行きたしと思えども ブダペストはあまりに遠し」などと、朔太郎に失礼しちゃったので、今日は、お詫びのつもり。
この看板は、いったい、いつからあるのかと、ネットで検索して調べてみたけれど、不明。
ただ、この看板を掲げるようになったきっかけは、わかった。
当時の(って、いつのことか分からないけれど)苗穂駅の国鉄マンに、朔太郎をとっても好きな人がいて、その人の発案だったとか。
1度は、取り外されたが、汽車の乗客から、沢山の要望があり、復活したという、
因みに、北海道では、現在もすべてのJR車両を、「汽車」と呼称する。
この看板を、私が、初めて見たのは、多分、40年ぐらい前だったと思う。
今も、ちゃんと、あるらしい。
但し、リニューアルされて看板の地色が、水色になっているという。
新千歳空港から、札幌駅までの快速エアポートに乗ったら、苗穂駅は、あっという間に通り過ぎてしまうので目視は、ほぼ不可能。
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