えぇ〜、週の内っていつ〜?である。
曜日なんて、フランス語で、言われても〜……である。
なんだかんだの、あやふやなコミュケーションの結果、どうも、明日、そのバスがあるらしい、ということがわかった。
(後から分かったんだけど、サン・セバスチャン終点、乗り換えとかというバスもあったらしく、なんとも幸いなるかな、私は乗り換えなしで、ビルバオまで辿り着けたのだった。)
しかし、このくだんのバイヨンヌのバスターミナルに、バス停の時刻表にはビルバオの記載はない。
どのバス停から乗るのかも分からない。
何気に不安だよね〜。
移動日当日、また,インフォまで行って、どのバス停で待っていたら良いのか訊いた。
すると、バスが停まったところから乗るのだと、インフォのおばさんが言う。
ふ〜ん、そうなんだと、バスターミナルのベンチに座っていたら、PESA の文字入りバスが来た。
インフォのおばさんの、たったひとつ確かな言葉は PESA という会社のバスだと言ったことだった。
それが、このバス。
一応、運転手さんに、「ビルバオ行きですか?」と訊くと、まったく理解できないスペイン語で、ダダァダーっと返ってきた。私は、ハテナ? (*^_^*)
それで、バスの行き先表示を、しっかりと注意してみていたら、出発時刻ギリギリになって、BILBAO の表示が出た。
「よしっ!」である。
お昼12:30に出発。
このバス、出発30分ほど前にビルバオからバイヨンヌに到着し、そしてまたビルバオに戻るのだ。
ところで、運転手さんの交代はなし!
なんと、3時間半の行程だというのに−!!
私は、右側座席真ん前の席に陣取った。左は運転手さん
見える景色は、こんな感じ。
フランスからスペインに入ると、風景が変わる。
同じバスクでも、雰囲気が違う。
山を越えると、気候も違って、一気に空が青くなる。
緑の山肌に、白い家々が点在していた。
羊や牛がいた。
写真に撮って見たけれど、やっぱりバスの中からは難しい。
山をいくつも越えると、ビスケー湾が見えた!!
れれっ!バスの前に、自転車が!!
100キロを出していた運転手さんが、スピードを落とす。
真ん前座席なので、チラッと視線をずらすと計器が見えちゃうのだ!
頑張れ! 自転車くん!!
そして森や林に、海岸線も通過しながら、いろんな村や町に停車して、あっという間の3時間半だった。
ローカルバス、楽しい!!
ビルバオに到着し、ホテルにチェックインをして、早々に散策。
ミゲル広場と、広場にある巡礼の道の階段。
波打つ路地。 つい行ってみたくなる。
サッカーチーム、アスレティック・ビルバオの本拠地。
バスク人でなければ、チームに入れないという決まりがあるのだそうだ。
でも賛否両論があるらしいが、最近は先祖にバスク人がいれば良いと、ちょっとユルクなったらしい。
ピンチョスにワインで、晩ごはん。
とうとう、スペインまで来たぞー。
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