アルンヘムの街中を流れるライン川に、架かっている橋です。
映画『遠すぎた橋』の、あの橋です。
第二次世界大戦で、連合軍がノルマンディ上陸作戦に成功し、フランス、ベルギーを解放し、半年後にこのライン川に到達しました。
しかし、大作戦であったにも関わらず連合軍は、ナチスに敗退してしまいます。
結果、この年は異常な寒波に見舞われたこともあり、多くのオランダ人が凍死か餓死をしました。
河原の土手から橋を渡るための階段があります。
中央の溝は、自転車の車輪用です。
長さは、601mあります。
車道、自転車道、歩道があります。
遠くに、ライン川の水辺に、牛が放牧されていました。
このエリアは、児童文学『第八森のこどもたち』の舞台となったところです。
橋脚は戦争中のままです。
アルンヘムは、のどかな小さな町です。
半日もあれば、歩き尽くしてしまます。
ここが、交通の要衝であっために、第2次大戦では激戦の場所になってしまいました。
アルンヘムの街には、カスタニエンの花が満開でした。