ひらた100km徒歩の旅

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社会が企業が求める人材2

2012-12-05 09:11:26 | 第6回日記
昨日のブログの続きを少し…。

ここ近年、新卒大学生の3年以内の離職率が4割にぼ昇る時代と言われています。
離職率の高さの背景には、学生だけでなく企業側にも問題があるように言われています。
たしかにブラック企業が多く存在し、離職率の高い企業は学生からも敬遠される傾向もあるようです。
もちろん大幅に労働基準を逸脱する、パワハラ・セクハラ論外です。
しかし以下の表現に変えると…。
残業は多くの企業に存在し、誰しもその経験はします。
また新人を育てようと思うと、目標を与え、叱咤激励や冗談を入れながら会社になじませ、
一人前の社会人に育てるのに、特に昔から3年かかると言われています。

ではせっかく入社した会社を3年以内に辞める原因は以下の理由のようです。

一つ目「激務」。
会社によってはサービス残業当たり前で、毎日朝から終電まで
といった過酷な労働を強いるところも存在し、
最初はやる気になっていた学生も休みのない環境で肉体的にも精神的にも披露していき、
さらに給料も時給換算するとアルバイト以下になってしまうこともあるとか・・・
このような過酷な労働環境では仕事を続けていける人のほうが少ないとのこと。

二つ目「企業とのミスマッチ」。
就職活動の時点で企業から会社の情報は得られるのですが。
会社に入ってみないとわからないところもたくさんあります。
会社の雰囲気であったり、職場の人間関係などは入社してみないとわかりません。
これが原因で人間関係に疲れたりして仕事を続けれれない人が多く出てきます。
離職の一番の原因はこの「人間関係」だと言われているようです。

三つ目「仕事のミスマッチ」。
これは大企業の総合職採用が背景にあり、
総合職は実際に入社して配属されてみないとどのような
仕事をしていくのか学生側からみると具体的なイメージがわかない。
就職活動の時は営業職のつもりじゃなかったのに実際入ってみたら営業職だったなど、
自分のやりたい仕事ができない場合が多くこれが離職の原因だと考えられる。
最近では企業側も専門職採用でミスマッチを減らす努力をしていますが、
文系はまだまだ総合職採用が多く、理系に比べて離職率が高いデータが出ているとのこと。

このような理由が早期離職に繋がっており、企業も頭も悩ませているようです。

どうでしょう…。ブラック企業といわれる企業には当然問題はあるとして、しかし・・・。
昨日のブログをまた読み返してください。
しかもこの原因は角度をかえれば当然ではと思うことも。

だからこそ、企業はコミュニケーション能力と粘り強さやストレス耐性を求めているのではないでしょうか。

しかし経営者も、しっかり管理する側指導する側の人材育成を行わねばならないとつくづく感じます。

人を育てるのは難しい。でも何よりの喜びでもあります。

団長 松浦