ひらた100km徒歩の旅

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団長日記

2012-12-08 09:17:47 | 第6回日記
12月8日(土)強風


12月7日金曜日午後5時18分、東北地方で震度5弱の地震を観測。
テレビをつけると画面上に赤枠内に白抜き文字で「津波!避難!」と大きく表示。
昨年の教訓を基に報道の方法を見直したのだろう。
アナウンサーが「東日本大震災を思い出してください」、
「命を最優先にしてください」などと切迫した口調で避難を呼びかけていた。

幸い大きな被害はでなかったようですね。
震度5という数字に少し慣れてきている自分に恐ろしさも感じます。
東北の方々にとっては悪夢を思い出された方もあったことでしょう。

昨年の100km徒歩の旅参加の皆さんやスタッフは覚えておられると思いますが、
昨年の団長と実行部長・副部長は、3月11日に宮城で開催された全国100km徒歩の旅団長研修に参加する中被災しました。
TVで伝える緊迫した状況の中、こちらにいた我々のスタッフも当然団長らと連絡がつかず、
断片的に入る情報で無事である情報だけがたしかなものでした。
しかし、現地の方がたに大変お世話になりながら、無事に過ごし13日にようやく宮城を抜け、
福島空港から羽田へ向かった連絡も入り、安堵したのを覚えています。

昨日の地震速報の中、津波の状況にあわせ福島原発の状況も報道していたのを見て、
福島原発事故はまだまだ危険な状態にあり、何も終息していないとつくづく痛感しました。

当事者でない我々はすぐ痛みを忘れ、日常に埋没します。
まだ被災し自宅にもどれない方もたくさんいらっしゃいます。
昨日はあらためて3.11を色んな意味で呼び戻す一日でした。
被災されている方の一刻も早い平穏を祈念します。

団長 松浦