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広島市民球場に野球を見に行った。野球はテレビでたまに見ることはあるが、球場で野球を見ようという考えがなかった。球場で野球を見ることには厳しさがある。少しの間でもプレイを見逃すとゲームのストーリーがわからなくなる。これがテレビの野球中継だと、大事な一瞬を見逃しても直ぐにリプレイが流される。リプレイは1回だけでなく、決定的な場面はゲーム中に繰り返し何度も流される。解説でもいろいろと説明がされるし、いたれりつくせりだ。
球場にはそんなサービスがない。だからプレイ以外のことに関心がいっている間にゲームが進み、ゲームの流れがわからなくなることがある。唯一スコアボードと、塁に出ているランナーがゲームの流れの記録として、目の前に展開している。
久しぶりの球場での野球観戦は、いろいろと気になることがあって、プレイになかなか集中できない。一番気になったのは、席の横の人の応援。そして、手に持っている、メガホンのようなもの。メガホンを上から真っ二つにわったような形状で、口が当たる部分でくっついている。メガホンにもなるし、鳴子のようにも使える。横の人はメガホンにしたり鳴子のように使ったりしながら上手に応援していた。
売り子のお兄さんやお姉さんも気になった。ビールや焼きそばが入った箱を抱えて通路を歩きまわっている。物すごい人数がいて、「お~い!」と手をあげようものなら、何人もの売り子さんがこっちに来そうな感じだ。給料は歩合制だろうけど割に合うのかな?とか、疲れるだろうなとか、どうやったらたくさん売れるかな?とか考えたりした。そのほか、球場内の宣伝看板が気になったり、テレビカメラを操作している人が気になったり、ゲームとは関係のないものが気になった。
ゲームの中では、ピッチャーの投げる球の速さや、打球の飛んでいく感覚がテレビで見て感じているイメージと目の前でみるのとはずいぶん違うことが気になった。テレビと球場の席では、映像の角度やテレビカメラのズーム機能があるなしによる見え方の違い以外に、空間の感覚がまるっきり違っていた。テレビで見ている映像も、球場の席で見ているものも、どちらも本物ではあるが、この3次元の空間はテレビではなかなか表現できないなと感じた。
他にもいろいろと感じることがあったが、この生の感覚、そして現場の感覚というのは、いくら技術が進化しても受け手が全て満足行く形で伝えることができないと思った。自分が気になること、それが重要なことならば、生で現場で見ることにしようと思った。
球場にはそんなサービスがない。だからプレイ以外のことに関心がいっている間にゲームが進み、ゲームの流れがわからなくなることがある。唯一スコアボードと、塁に出ているランナーがゲームの流れの記録として、目の前に展開している。
久しぶりの球場での野球観戦は、いろいろと気になることがあって、プレイになかなか集中できない。一番気になったのは、席の横の人の応援。そして、手に持っている、メガホンのようなもの。メガホンを上から真っ二つにわったような形状で、口が当たる部分でくっついている。メガホンにもなるし、鳴子のようにも使える。横の人はメガホンにしたり鳴子のように使ったりしながら上手に応援していた。
売り子のお兄さんやお姉さんも気になった。ビールや焼きそばが入った箱を抱えて通路を歩きまわっている。物すごい人数がいて、「お~い!」と手をあげようものなら、何人もの売り子さんがこっちに来そうな感じだ。給料は歩合制だろうけど割に合うのかな?とか、疲れるだろうなとか、どうやったらたくさん売れるかな?とか考えたりした。そのほか、球場内の宣伝看板が気になったり、テレビカメラを操作している人が気になったり、ゲームとは関係のないものが気になった。
ゲームの中では、ピッチャーの投げる球の速さや、打球の飛んでいく感覚がテレビで見て感じているイメージと目の前でみるのとはずいぶん違うことが気になった。テレビと球場の席では、映像の角度やテレビカメラのズーム機能があるなしによる見え方の違い以外に、空間の感覚がまるっきり違っていた。テレビで見ている映像も、球場の席で見ているものも、どちらも本物ではあるが、この3次元の空間はテレビではなかなか表現できないなと感じた。
他にもいろいろと感じることがあったが、この生の感覚、そして現場の感覚というのは、いくら技術が進化しても受け手が全て満足行く形で伝えることができないと思った。自分が気になること、それが重要なことならば、生で現場で見ることにしようと思った。