昨年末に注文してから待ち望んでいたDVD
『LEFTY名波浩14年の軌跡』がやっと発売され届きました。
名波選手の現役14年間を凝縮したこのDVD。
ファンが選んだベストプレーを名波選手自ら解説しながら
14年間の現役生活を振り返ってるのです。
ビールを飲みながら約2時間楽しませてもらいました。
Jリーグ、日本代表、セリエAとどのカテゴリーにおいても
『サッカーを楽しむ』『観客を楽しませる』と言うコンセプトのもと、
自分自身の美学の追求をしながらプレーした事が伺えました。
そういった徹底したプロ意識と向上心から
人びとを魅了するプレーが生まれたのだと改めて思いました。
『ボール1個』『1メートル』と広いピッチの中でそういった細かい部分から、
2つ3つと先のプレーを予測した自分の持つイマジネーションを
チームメイトと共有し、独自の美学を追求した結果から
黄金期のジュビロ磐田の可憐なるパスサッカーが構築されたのです。
右膝の大怪我を負ってからは痛みと共に戦いながら、
出来るプレー・出来なくなったプレーを自己分析し、
それを受け入れ現行で可能な最大限のプレーをしてファンを魅了してくれました。
今回のDVDを見た中で、Jリーグデビュー戦の他、
節目となるプレーはほとんどスタジアムやテレビで見ていたのですが、
唯一心残りだったのは、イタリアに行ってベネチア時代のプレーを
生で見たかったなぁと言う事でした。
あの当時、単身でカルチョの国へ行こうと思えば行けたのになぁ・・・
今さら後悔しても遅いのですがね。
以前発売された名波選手のオフィシャルビデオは
テープが擦りきれてしまいそうなぐらい見ていたのですが、
今回のDVDも奥さんに『またそれ見てるの?』
って言われてしまいそうなぐらい繰り返し見ちゃうかもなぁ。
フットサルやる前とかにイメトレ用にとかね。
現役Jリーガーも見て見習って勉強した方が良いと思えるぐらいのDVDでした。