風の噂でもう退職してしまった昔の上司が
病気で生死の境であると聞きました。
この上司とは全く折り合わず大嫌いだったんです。
彼が上司の時は何度も辞めようと思ったし、
仲の良かった先輩達の多くが辞めて行ってしまったんです。
そんな人でも今月もつか?どうか?だなんて聞くと
可哀想だなぁなんて思ってしまいます。
そう言えば大学生の子供が居たはずだなぁ・・・
とか思い出し『家族が大変だなぁ』
と自分の経験を重ね合わせたりして
なんだかずっと気になっちゃってるんです。
嫌なヤツだったからこそ印象も強かったから、
当時の記憶が鮮明に蘇ってくるので不思議なものです。
会社の方針を悉く変え、でたらめで偉ぶって大嫌いだったのですが
唯一、彼の教えでこの事だけは全うだなと共感出来た
『顧客とのコミュニケーション強化法』は今現在も実践してるんです。
いろんな人に
『僕はあいつの事は大嫌いだけど、
唯一あいつの教えで継続的にやってる事があるんだ』
と言う話をして来ました。
その事が多いに役に立っていると思うし、
現に今の新入社員にも
『強制はしないけどこうゆうのも1つのツールとして活用してみたら』
って教えているほどなんです。
そう考えるといろんな意味で強烈に影響力を与えてくれた人だったのかもね。
今、そう思えるのは時間が経過したからなのかな?
それともあの時から少しは成長出来たのかな?
病気の本人が一番大変だとは思うけど、
それを支える家族に僕はエールを送りたいと思います。