因果一如

㈱HIRO建築設計、代表者のHIROと申します。ちょっと個人的、ゆるーいけどディープな話題を書いていけたら…と思います!

モチベーション

2016-02-03 10:38:22 | 日記
すっかり野球もオフシーズン。寒い日が続きますが、高校球児の息子は毎日、夜遅くまで練習頑張っています。

バッティンググローブももういくつもボロボロになり、スパイクも刃がすり減ってダメになって、土曜も日曜も無く、毎日家に帰るのが夜の9時くらいになるので、我が子ながらよく嫌にならずに頑張ってるなーって思います。まー、練習終わりに野球部仲間とスーパーのフードコートで買い食いしてくっちゃべってる、っていうのは知ってるけどね(コンビニはちょっとお値段が高いらしい。金が無いのでスーパーの見切り品のパンを食っているんだって・笑)

別に悪い事してるわけじゃないし、アイツにとっちゃ、それがゆういつの「息抜き」だしね。言うなれば、そういう楽しいひとときが、あえて厳しい練習を続けるモチベーションになってるのかもね。

群馬県でも夏の大会、甲子園予選ともなれば約70校くらいの高校が、その頂点、たった1校だけに許された甲子園出場をかけて争います。

ところが、昨今では残念ながらその実力にも大きな差があり、最終目標に「まず1勝」とか「二回戦突破」を掲げる高校もあれば、「甲子園出場!」を掲げる高校、はたまた甲子園なんてあたりまえだとばかり「全国制覇!」を目標にする高校もあるのです。前者にとっては「甲子園」なんて口にすることすら冗談になってしまうような状況です。

個人単位の話でいえばそういう少数部員の高校野球部ならば大会にレギュラーとしてグランドに立つのは容易いでしょう。けど甲子園って考えると絶対無理。あわよくば…なんてことは絶対ない。強者には絶対敵わない。それはわかっている。

続けるモチベーションは勝敗抜きで野球を楽しみたい?体力作り?仲間との思い出作り?いや、少しでも強者を苦しめたいという意地なのか…?

それとは逆に強者の場合は部の目標は「甲子園」。息子の野球部もまさにそれ。ただ、それを口にするからにはレギュラーの道、いやベンチ入りでさえ叶わず3年間が終わる可能性のほうがむしろ大きい。それもわかっている。

どちらか言えば我が息子もその立場にはあるんでしょうが、練習の厳しさや報われない可能性に心が折れる子たちも居ない、ってことにまず感心します。不思議と上級生も含めて誰も部を辞める、って話を全く聞かないんです。

それについて息子に聞いてみると

「でも、たとえば○○が辞めるって言ったら××とか△△とかバタバタ…って辞める可能性もあるけどね」

なんて言います。で、

「じゃぁ、お前は誰が辞めたら辞めるんだよ?」

なんて意地悪な質問をした私に対して、息子は言いました。

「俺は…全員が辞めたら辞めるよ」

なんだか、ちょっとウルってなりました。ホント、そのモチベーションを保っている姿に頼もしさすらあります。この学校にいれば心が強くなれる、って思いました。



話は変わって…

清原和博…

強豪校も超有名な強豪校出身。それもその中でもトップクラスの天才。天才であるが故の弱さなのか…。そればっかりは凡人には理解できないけど、ただ、ただ残念です…。
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