白血病闘病記は(1)で一旦終了します。

白血病闘病記(2)「再発編」は、後日掲載予定です。
少しの間、撮り溜めた写真をアップしていきます。

再入院

2021-09-12 16:10:41 | 日記
 2017.06.02

  再入院当日。

  手慣れたものか入院の準備は早く、持参品もある程度わかっていたので、

  そんなに大変ではなかった。(本人はのんきなものである)

  今回は2人部屋から始まる。

  4人部屋よりもかえって気を使うものである。

  当初は4人の大部屋よりは、少しでも人数が少ない方が良いと

  思っていた。

  周りがガヤガヤせずに落ち着いて過ごせると思ったからだ。

  ところが、2人だと対象がどうしても相手一人に限定されてしまい、

  シーンとなったところで逆に相手の行動が気になってしまい、注意が

  散漫になるのだ。

  気にしないでおこうとすればするほど、気になる。

  しかし2~3日後には、またあの無菌室行きになる。

  どこへ引っ越そうが過酷(笑)であることには違いない。

  移動後は早速抗がん剤治療の開始だ。

  2回目の地固め療法である。

  前回と同じ薬剤による点滴治療で、投与期間も同じ5日間の24時間の

  継続投与だ。

  やはり一番つらいのが、排尿ごとの尿計量で、全く慣れない。

  1回目の地固め療法と同じ、今回も濃厚薬剤だ。

  胃のムカつきが常にあり、食欲とはあまり関係なくずっとあるのだ。

  口内炎の予防のためのうがい薬はやはり気持ち悪く、ノーマルと

  パイン味の2種類しかない。

  ガリガリ君でも何十種類とあるのに…

  (ノーマルがおいしいが、コーラ味も捨てがたい…)

  パイン味はおいしく感じた。

  まあノーマルの妙な味よりはましである。

  ところが、これ以降このパイン味に悩まされることになる。


 2017.06.05

  無菌室へ移動。

  またあの日々が始まった。

  例のうがい薬を歯みがき直後に1回。

  歯みがきの回数ごとに1回…

  食事は生物禁止飯に変わった。

  通常食から変わって少しの間は、味にも変化があって少しは食事を

  楽しめる。

  ところが、2~3日後にはそうでは無くなった。


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