2017.06.02
再入院当日。
手慣れたものか入院の準備は早く、持参品もある程度わかっていたので、
そんなに大変ではなかった。(本人はのんきなものである)
今回は2人部屋から始まる。
4人部屋よりもかえって気を使うものである。
当初は4人の大部屋よりは、少しでも人数が少ない方が良いと
思っていた。
周りがガヤガヤせずに落ち着いて過ごせると思ったからだ。
ところが、2人だと対象がどうしても相手一人に限定されてしまい、
シーンとなったところで逆に相手の行動が気になってしまい、注意が
散漫になるのだ。
気にしないでおこうとすればするほど、気になる。
しかし2~3日後には、またあの無菌室行きになる。
どこへ引っ越そうが過酷(笑)であることには違いない。
移動後は早速抗がん剤治療の開始だ。
2回目の地固め療法である。
前回と同じ薬剤による点滴治療で、投与期間も同じ5日間の24時間の
継続投与だ。
やはり一番つらいのが、排尿ごとの尿計量で、全く慣れない。
1回目の地固め療法と同じ、今回も濃厚薬剤だ。
胃のムカつきが常にあり、食欲とはあまり関係なくずっとあるのだ。
口内炎の予防のためのうがい薬はやはり気持ち悪く、ノーマルと
パイン味の2種類しかない。
ガリガリ君でも何十種類とあるのに…
(ノーマルがおいしいが、コーラ味も捨てがたい…)
パイン味はおいしく感じた。
まあノーマルの妙な味よりはましである。
ところが、これ以降このパイン味に悩まされることになる。
2017.06.05
無菌室へ移動。
またあの日々が始まった。
例のうがい薬を歯みがき直後に1回。
歯みがきの回数ごとに1回…
食事は生物禁止飯に変わった。
通常食から変わって少しの間は、味にも変化があって少しは食事を
楽しめる。
ところが、2~3日後にはそうでは無くなった。
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