明治の文学3
明治時代の代表的な文学
志賀直哉 明治16年(1882年)~ 昭和46年(1971年)
武者小路実篤等と共に「白樺(しらかば)」を創刊、品位ある澄んだ文体を持つ志賀文学は高く評価された。
代表作に、「暗夜行路」・「城の崎にて」・「小僧の神様」などがある。中でも暗夜行路は完成まで十数年を経た大作であり近代文学の記念碑ともなった。
芥川龍之介 明治25年(1892年)~ 昭和2年(1927年)
内外の古典を素材に、近代的解釈をほどこした短編を多く残した。
「鼻」が漱石の激賞を受け文壇に進出。当時、新しい文学伝統を開くものとして重要な意義を担ったが、自己の文学と現実との矛盾に苦しみ、若くして死を選んだ。昭和2年(1927年)35歳であった。
代表作として、「羅生門」・「鼻」・「蜘蛛の糸」・「杜子春」等がある。
「蜘蛛の糸」はあまりにも有名で、確か、教科書にも出てきたのではなかったかな?朗読を勉強する者にとっては必ずテキストに取り上げられます。
「杜子春」は中学か、高校か忘れたけれど、授業中に話をしてくださる先生(男の先生でした。)が居られて話が面白く今でも鮮明に覚えています。
今日も見ていただいて有難うございました。
では又~~