今年のカレンダー3(最終)
9月 夏目漱石(なつめ・そうせき)季語「赤蜻蛉」
肩に来て 人懐かしや 赤蜻蛉
10月 内藤鳴雪(ないとう・めいせつ)季語「秋の雲」
秋の雲 ちぎれちぎれて なくなりぬ
11月 久保田万太郎(くぼた・まんたろう)季語「落ち葉」
石段の 落葉ふみふみ 上りけり
12月 小林一茶(こばやし・いっさ)季語「雪」
むまそうな 雪がふうはり ふはりかな
私の中では、俳句と言えば「小林一茶」が思い浮かびます。有名な俳句で覚えているだけでも下のような俳句がサッと出てきます。優しい人だったのですね。
やせ蛙 負けるな一茶 これにあり
われと来て 遊べや親の ない雀
やれ打つな 蝿が手をすり 足をする
名月を とってくれろと 泣く子かな
雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る
では又~~