イヌタデの花で想い出した絵本
ムッちゃん
何年も前に読んだ絵本「ムッチャン」をイヌタデの花で想い出した。イヌタデの花が出てくる、実話から作られた物語りです・・
この絵本のことを知っておられる方は大勢いらっしゃると思います。「ムッちゃん」の初版は1982年12月25日
戦争が終わった昭和20年の春のこと・・
家族で疎開に行った先で出会った女の子、ムッちゃん。
悲惨な戦争の犠牲になった、いたいけな少女「ムッちゃん」は当時12歳、原案を描かれた中尾さんは6歳。ムッちゃんはその頃は、助からない不治の病とされていた「結核」にかかって洞穴に一人で寝かされていた・・・
私の姪っ子の名前が「むっちゃん」でした。その時も!、今でも!この本を見ると涙がながれます。。
6歳の女の子はイヌタデの花を持って洞窟へ会いに行きます。
ムッちゃんは戦争が終わってからも洞穴の中に残されて一人で死んでいった・・・
それから30年以上経って、6歳の女の子は自分の子供を連れてムッちゃんのいた大分の町をおとづれます・・・
野坂昭如の「火垂るの墓」に匹敵する作品です。火垂るの墓もDVD持っていますが、可愛そうで胸が痛んで・・2回目は見られませんでした・・
今日も見ていただいて有難うございました。きな臭いにおいが世界のあちこちで起きています。戦争だけは二度と起きないようにと、心から祈ります。
では又~~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます