明治時代ー8
(明治・大正・昭和)
坪内逍遥 (つぼうち しょうよう)
安政6年(1859年)~昭和10年(1935年)
小説家、評論家、翻訳家、劇作家。小説家としては主に明治時代に活躍した。代表作に『小説神髄』『当世書生気質』およびシェイクスピア全集の翻訳があり、近代日本文学の成立や演劇改良運動に大きな影響を与えた。
正岡子規(まさおか しき)
「
慶応3年(1867年)~明治35年(1903年)
愛媛県出身。俳句、短歌の革新運動につとめ、近代文学史上に大きな功績を残す。明治時代を代表する文学者の一人であった子規の写生文の手法は、夏目漱石をはじめ多くの作家たちに影響を与えた。死を迎えるまでの約7年間は結核を患っていた。作品に「俳諧大要」・「歌よみに与ふる書」がある。
良く知られている作品 (俳句)
柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺
鶏頭の十四五本もありぬべし
晩年に詠んだ (短歌)
いちはつの花咲きいでて我目には今年ばかりの春行かんとす
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる
瓶にさす藤の花ぶさ花垂れて病の牀に春暮れんとす
冬ごもる病の床のガラス戸の曇りぬぐへば足袋干せる見ゆ
今日も見ていただいて有難うございました。
では又~~
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