正常値 120/80mmHg未満(日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインによる)
WHO基準では、140/90mmHg未満とされる
年齢、性別、時間差、運動、気温、食事、睡眠、感情の変化、姿勢で変わるため、常に同じ条件で測定すること
片麻痺がある場合は、健側で測定すること
平常時の血圧が正常値内であれば、突発的な上昇はそれほど問題にしない傾向がある
診察室血圧の方が、家庭血圧より高くなる傾向があるため、高血圧の治療判断としては、家庭血圧を優先する
正常値 120/80mmHg未満(日本高血圧学会の高血圧治療ガイドラインによる)
WHO基準では、140/90mmHg未満とされる
年齢、性別、時間差、運動、気温、食事、睡眠、感情の変化、姿勢で変わるため、常に同じ条件で測定すること
片麻痺がある場合は、健側で測定すること
平常時の血圧が正常値内であれば、突発的な上昇はそれほど問題にしない傾向がある
診察室血圧の方が、家庭血圧より高くなる傾向があるため、高血圧の治療判断としては、家庭血圧を優先する
脈拍の測定箇所
橈骨動脈が一般的だが、血圧が下がると脈拍が分かりにくくなる。
心臓から遠くなるほど低血圧の場合に分かりにくくなるが、心臓に一番近い頸動脈は首の動脈なので、測定の際は注意する
脈拍は、人差し指・中指・薬指の3本をそろえて、指の腹を動脈に当てて測定する
強くギューッと抑えて拍動を感じなければ、血圧は正常。脈圧が押し上げる感覚がある場合は高血圧を疑う
健康な成人の脈拍数 60~80回/分 女性は少し多い
運動後、食後、排便後、入浴直後は脈拍数が多くなり、睡眠時には減少する
常に同じ条件で測定することで、変化に気付くことができる
脈拍のリズムが一定であることが大切
測定時は、回数のみならず、リズム、大きさ、緊張度(押し返す力)も感じること
脈拍の異常
安静時に急な変化がなければ、拍動数だけでは病気と判断できない
呼吸数の測り方
呼吸数の異常
リズムの異常 どのタイプの異常であっても、意識がなく命の危険が迫っている状態と認識すること
呼吸音の異常(喘鳴(ぜんめい))
腋窩(わきの下)での体温を測る際の留意点
非接触型、予測体温計は、誤差があることに留意する
腋窩熱より口腔熱、口腔熱より直腸熱の方が正確に体内温度を測定できるが、不快感もあるので注意。耳腔内は耳垢によって正確に測定できないことがあるので注意。
体温の基準値は36.0~37.0度。平熱は個人差がある
時刻や環境によって体温は変化するので、常に同じ時刻に同じ部位、同じ環境でで測定すること