介護の技術・知識のまとめ

研修で学んだこと、職場で経験したことなどをまとめた場所です

ポジティブな考え方になる

2021-03-27 17:56:15 | コミュニケーション技術

何よりも大事なこと

利用者のことを好きになる!

 

禁止の言葉より、して欲しい言葉で

  • 立たないで→座っていてください。このソファ座り心地がいいですよ
  • 残さないで→食べられるだけ食べましょう

肯定文にすることで、脳がイメージしやすくなる

 

否定的な出来事のとらえ方を変換する

  • 事実と感情の間に「ありがとう、それは良かった」を入れてみる
    経験がない+ありがとう、それは良かった=新しいことを学ぶチャンスだ
  • 事実と感情の間に「それはつまり良く言うと」を入れてみる
    何度も同じことを話す+それはつまり良く言うと=私と話すのが好きなんだね

 

利用者を応援する時の技法

  • 共感→気づき→ポジティブなイメージ→「一緒に」目標に向かう

    食べるの大変ですよね

    箸やスプーンを持つのが大変なのか

    この道具を使うと楽に食べられますよ

    少しずつ練習してご飯の時間が楽しみになるよう、サポートするので一緒に頑張りましょう

 


傾聴の技法

2021-03-27 17:39:06 | コミュニケーション技術

傾聴の技法

  • 同じ目線で聴く、目線の高さをそろえる
  • 体の向き合い方に気を配る。体を相手に向ける
  • なるべく仕事の手を止めて聴く
  • 笑顔で聴く。真顔は不快な印象を与えかねない
  • 心で聴く
  • 苦手な相手ほど丁寧に対応する。苦手意識を表に出さない効果がある。苦手意識克服の技法でもある
  • 相づちを効果的に使う。「なるほど」は悪い相づちである
  • 相手の話を繰り返して確認する
  • 表情、声の調子、姿勢など、非言語に注意すること

 


報告・連絡・相談の技法

2021-03-17 17:39:21 | コミュニケーション技術

報告の留意点

  • 報告をする「タイミング」を考える
  • いつ、誰に報告するべきか、確認する
  • 口頭による報告がよいのか、文書による報告がよいのかを検討する
  • 報告の筋道と要点を確認する
  • 報告内容は「見たこと」「観察したこと」「実際にあったこと」などの「客観的事実」と「そのことに対する自分の判断」を含める
  • トラブルや事故、苦情については、すぐに報告する

連絡の留意点

  • 連絡をする「タイミング」を考える
  • いつ、誰に連絡するべきか、確認する
  • 状況に応じた適切な連絡方法を確認しておく(緊急時は携帯電話、夜間は自宅の電話、など)
  • 口頭による連絡がよいのか、文書による連絡がよいのかを検討する
  • ないようについては「5W1H」を頭において連絡する

相談の留意点

  • いつ、誰に相談すべきか、確認する
  • 資料や進行プロセスなどを準備してから相談する
  • 自分なりの考えや対策を頭に描いてから相談する
  • 相談の目的を明確にしてから相談する
  • 相談内容はメモを取る
  • 相談した結果や経過について、報告する

 


利用者と家族の意向を調整する技法

2021-03-17 17:19:33 | コミュニケーション技術

利用者と家族の意向が異なる背景

  • 家族が利用者の状態や状況を正確に把握していない
    子供にとって自分の親が置いていく現実を直視するのは辛いものである。そのため、自分の希望が加味されたフィルターで現実を認識することがある
  • 家族の価値観で利用者のことを考えている
    家族が「利用者のために」と考えたことであっても、利用者の意向と異なることがある。例えば、家族が利用者の意向を無視して保護しようとすることがよくある
  • 家族の利益を第一に考えている
    利用者の意向が家族によって無視され、利用者の権利が侵害されているような場合には、利用者の権利を擁護しなければならない

利用者の意向を家族が理解するための支援

  1. 利用者の意向を聴く
  2. 家族の意向を聴く
  3. 利用者が家族に自分の意向を話せるように利用者を動機づける
  4. 家族が利用者の意向を聴くように動機づける
  5. 利用者と家族がコミュニケーションを持てる場を設定する
  6. 利用者が話し始められる状況を作る

 

どんなことがあっても、介護職が自分の価値観で家族の意向を判断し、非難することのないように