大みそかの『第67回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が24日、発表され、今年4月6日にCDデビューしたばかりのアイドルグループ・欅坂46の初出場が決まった。同グループ最年少15歳でセンターを務める平手友梨奈は「デビューして1年も経っていない私たちなんですが、すてきな紅白歌合戦に出させていただけるということで本当にびっくりしています」と感激し「最高のパフォーマンをお届けできるよう、全員で力を合わせて頑張ります」と意気込んだ。
秋元康氏が総合プロデュースを務めるグループの中でも異例のスピード出場。AKB48は2006年2月にCDデビューし、翌年に「アキバ枠」としてリア・ディゾン、中川翔子とともにメドレーを披露する形で初出場しているが、単独出場はデビュー4年目。SKE48も同じく4年目、NMB48は3年目、HKT48は2年目、“坂道シリーズ”の先輩・乃木坂46も昨年、4年目で初出場を決めたばかりだ。
欅坂46は、デビュー曲「サイレントマジョリティー」が女性アーティストのデビューシングル歴代1位の初週売上26.1万枚(累積売上37.3万枚)を記録。ポエトリーリーディングで始まって終わる斬新な構成の2ndシングル「世界には愛しかない」は前作超えの累積39.0万枚を記録。今月30日にはガラリと曲調、振付を変えた3rdシングル「二人セゾン」のリリースを控えるなど、新人としての実績は申し分なし。12月24・25日には単独初のコンサートをいきなり1万人規模の東京・有明コロシアムで行うことも決まっている。
今月21日に行われたイベントで紅白出場に対する思いを聞かれ、平手は「今年はデビューして1年も経っていないので、まだそこまでは…。でも、いつかは出られたらいいなと思っています」と謙虚かつ慎重に言葉を選んでいたが、デビューわずか8ヶ月で大舞台に立つ。
<!-- けやき坂46 『誰よりも高く跳べ!』 -->