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(乃木坂46日々是勉強)深川麻衣 「10秒似顔絵」で自己PR!

2014年12月27日 20時42分50秒 | Weblog

母が木製品などに絵を描くトールペイントの教室をしていた影響で、幼い頃から絵は身近な存在でした。家の壁には母の作品がいっぱい飾られていました。ノートだったり、広告のチラシだったり、真っ白な紙を見つけては落書き。小学生の頃も、休み時間は外で遊ぶよりも教室で女の子や動物の絵を描いていました。

 好きなことを学びたいと、高校は美術科に進学。1年生で油絵や日本画など一通り学び、専攻はデザインを選びました。絵は同じお題でも、作品の色づかいや描き方がまったく違い、同じ構図でもタッチが人によって変わるのでおもしろいし、不思議に感じました。同級生らは絵がうまくて、刺激をもらっていました。

 先生からは「深川のデッサンはまっすぐだね」と言われました。自分では意識していませんが、なぜでしょう。ただ、私自身、人生はまっすぐポジティブに生きようとは思っています。

 高校卒業後は服飾専門学校に進みました。アパレルに就職し、デザインの技術をいかすことも考えましたが、女優の仕事に憧れがありました。1年なら1年と決めて、挑戦してみて、ダメだったらあきらめようと思いました。後悔したくなかったからです。

 アルバイトをしながらオーディションを受ける日々。その中で、乃木坂46の1期生の募集を知りました。アイドルは多彩な活動ができ、女優にも通じます。何よりも1期生という言葉にひかれました。真っ白なキャンバスに絵を彩っていくように、ゼロからのスタートで新しいものをつくっていくのは、すごく楽しそうに思えたんです。

 それも仲間と一緒だからいい。高校時代は課題の締め切り前は、友人らと遅くまで教室に残って、購買のパンを食べながら作業したのは思い出になっています。文化祭でまねき猫やお化け屋敷を協力しながらつくり上げたのも楽しい経験でした。

 乃木坂46では、合格したメンバーらがともにレッスンを受け、歌やダンスを覚えました。想像以上に大変でしたが、楽曲や衣装が生まれ、乃木坂46のイメージや形ができていく過程の喜びを分かち合いました。団体行動が多いので、みんなで乃木坂46を盛り上げている感覚も味わえました。

 ただ、自己PRだけは自分次第。メンバーと差別化しなくてはなりません。私に何ができるのか。イベントに来てくれたファンの方に覚えてもらうには何がいいだろうか。ひとつひとつ考えました。

 乃木坂46には、バク転ができたり、風船で犬をつくれたり、トークだけで人を引き寄せたりできるメンバーがそろっていました。

 考えた末に思いついたのが10秒似顔絵です。高校の授業の人物デッサンが好きで、表情や顔の特徴をつかんで描く作業は、まったくあきません。普通の似顔絵は3分はかかりますが、10秒ということで、インパクトを与えようと思いました。

 10秒しかないのでシンプルな似顔絵ですが、練習でメンバーのゆったん(斎藤優里)を描くと喜んでくれました。それからみんなが「描いて、描いて」とリクエストがあり、いけそうな感触をつかみました。その後、ファンの方を対象にしたイベント「似顔絵会」が開かれて、絵が特技な深川と覚えてもらえるようになりました。

 今も時間があればスケッチブックに絵を描き、美術館に行っては刺激を受けています。自分なりに色づかいやユニークな発想の絵を目にすると、意欲がわいてきます。

 乃木坂46には絵が好きなメンバーが多いので、みんなで乃木坂46のグッズのデザインができたら楽しい。特技で盛り上げていきたいです。

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次回はAKB的人生論。AKB48の武藤十夢(とむ)さんです。


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