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【AKB48公演レポ】「やっぱりチーム8」悔しさ糧にパワーアップした結束力 グループ史上初の試み、メンバー振り付け曲も<その雫は、未来へと繋がる虹になる。>

2018年11月25日 14時58分49秒 | AKB48

 21日、東京・秋葉原のAKB48劇場にてAKB48チーム8新公演・湯浅順司「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」の公開ゲネプロが行われ、初日公演メンバー・太田奈緒、大西桃香、岡部麟、小田えりな、川原美咲、行天優莉奈、倉野尾成美、坂口渚沙、佐藤七海、高橋彩音、谷川聖、寺田美咲、人見古都音、山本瑠香、横山結衣、吉川七瀬の16人が出演。ここでは21日に行われたゲネプロと囲み取材の様子をリポートする。

高橋彩音、吉川七瀬、坂口渚沙/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 高橋彩音、吉川七瀬、坂口渚沙/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演

(下段左から)湯浅順司氏、行天優莉奈、大西桃香、倉野尾成美、坂口渚沙、岡部麟、太田奈緒、横山結衣、谷川聖(上段左から)寺田美咲、高橋彩音、佐藤七海、小田えりな、人見古都音、吉川七瀬、山本瑠香、川原美咲/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス (下段左から)湯浅順司氏、行天優莉奈、大西桃香、倉野尾成美、坂口渚沙、岡部麟、太田奈緒、横山結衣、谷川聖(上段左から)寺田美咲、高橋彩音、佐藤七海、小田えりな、人見古都音、吉川七瀬、山本瑠香、川原美咲/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

活動5年目となったAKB48チーム8。新公演は、AKB48のCD制作担当プロデューサーである湯浅氏によるプロデュース公演となった。湯浅氏は、2008年の『大声ダイヤモンド』以来、10年間AKB48の楽曲に携わっており、公演曲は派生ユニットなども含めた計1000曲を超える楽曲から選曲し、コンセプトには『継承と変革』を掲げた。

これまでAKB48チーム8として様々な経験を重ねていくなかで流してきた努力の『汗』、寂しさ、悔しさ、嬉しさで流した『涙』など、落としてきた数々の『雫』。そんな『汗』『涙』『雫』などが、いつの日か素晴らしい未来に繋がる虹になるという願いが込められている。

AKB48チーム8/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス AKB48チーム8/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス
 
AKB48チーム8/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス AKB48チーム8/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

AKB48チーム8が表現する“継承と変革”

高橋彩音、吉川七瀬/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 高橋彩音、吉川七瀬/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

行天優莉奈、小田えりな、山本瑠香/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 行天優莉奈、小田えりな、山本瑠香/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

同公演の見どころは、2005年~2017年の曲が1年1曲入っていることで、歴史の再確認ができること。名曲・神曲を掘り起こし、今のチーム8だからこそできる表現力で、AKB48歴史への敬意を示す。曲はAKB48の楽曲のみで構成。ほとんどの曲に汗・涙・雨・泣く・虹といった歌詞が入っていることが特徴で、“伝統継承”の意味も込められた1番オーソドックスなAKB48での公演スタイルが元となっている。

倉野尾成美、坂口渚沙/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 倉野尾成美、坂口渚沙/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

倉野尾は「この公演は初夏に始まる予定だったので、みなさんを待たせたと思います。すごく隠れた名曲がたくさんあるので、今までのチーム8公演のなかで1番楽しい、素敵な公演になるんじゃないかなっていう自信があります。それを見せつけたいと思います!」とにっこり。今回は固定のセンターは設けていないが、主にセンターポジションでパフォーマンスすることが多い坂口は、「名曲ばかりなので、みんなを輝かせるセンターになれるように頑張ります」と意気込みを語った。

AKB48グループ史上初「雨の日」公演

岡部麟、高橋彩音、坂口渚沙、倉野尾成美/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 岡部麟、高橋彩音、坂口渚沙、倉野尾成美/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス
 
高橋彩音/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 高橋彩音/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

さらに、開演の2時間前にAKB48劇場の天気にて、雨の日認定された場合は、楽曲を1曲増やすという、“雨の日公演”がAKB48グループ史上初めて実現。雨の日は“飴の日”とし、お見送り時に“飴”を配る予定だという。

太田奈緒/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 太田奈緒/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

太田は「雨やと1曲追加されるということで、雨の日だとちょっと気分も暗くなるかな~ってときも、私自身も明るくなれるなって思うし、来てくださったみなさんも元気になって帰ってくれたらいいなと思います!」と思いを込めた。

AKB48チーム8、パワーアップした結束力見せる

倉野尾成美、坂口渚沙、岡部麟/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 倉野尾成美、坂口渚沙、岡部麟/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

初期の頃の気持ちを呼び起こす『蕾たち』から始まり、AKB48のイメージを定着させた楽曲ともいえる『言い訳Maybe』など代表曲まで一気に披露。

吉川七瀬/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 吉川七瀬/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス
 
行天優莉奈/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 行天優莉奈/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス
 
高橋彩音/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 高橋彩音/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス
 
寺田美咲、岡部麟/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 寺田美咲、岡部麟/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

ユニットパートでは、高難度ダンスの『10クローネとパン』を吉川、岡部、小田、倉野尾、佐藤が、横山が振り付けを行った『愛しさを丸めて』を横山のほか谷川、大西が、ザ・アイドル曲『キャンディー』を坂口、行天、山本が、AKB48卒業生・渡辺麻友のソロ楽曲『純情ソーダ水』を高橋が、12年経った今でも色褪せることのないファンへの思いが詰まった『ライダー』を岡部、人見、太田、寺田、川原が担当。

横山結衣/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 横山結衣/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

今回振り付けに挑戦した横山は、「歌詞に合わせて振りを作ることが多いので、振りと歌詞で『こういう意味なのかな?』って考えて見てくれると嬉しいです」とユニット曲の楽しみかたを紹介した。

岡部麟/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 岡部麟/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

様々な思いが込められた公演となっているが、岡部は「本当に久しぶりにチーム8のみんなで何か1つの公演を作り上げたので、『あ、やっぱりチーム8っていいな』って思ったり、兼任先でもみんないろいろ学んできているんですけど、やっぱりチーム8というところはありますね」と“チーム8愛”を実感した様子。

岡部麟/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス 岡部麟/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス
 
AKB48チーム8/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス AKB48チーム8/AKB48チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 (C)モデルプレス

また「兼任が始まってからは、チーム8としての活動よりも先輩たちとの活動が多くなってきたので、そこで悔しさを感じていました。チーム8で温かい雰囲気を感じながら何年間かやってきて、兼任して上手くできない悔しさもありました」と本音を明かし、「みんなそれぞれ今回の公演のリハーサルで、いっぱい涙を流しながら苦労してやっていたのは知っていたので、それを自分の魅せ方として持ち帰ってやっているなとすごく感じました」と笑顔。岡部が話すように、さらにパワーアップしたチーム8の結束力が表れたステージとなっていた。


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