エバーオバサンの事件簿

落ち着きのないオバサンの日常のドタバタアレコレです。
ジェシカオバサンのような冴えた解決はありません

飛鳥Ⅱ 新春ゆったりクルーズ その3

2021-01-12 20:21:39 | 旅行
今回のクルーズはずっと航海で寄港地には寄りません。
太平洋をクルーズすることは分かっていましたが、どこに向かうのやら?
天候や波の荒れ具合によって「船長判断」でルートを変更することは
あるのですが、飛鳥が向かった先は・・・

天気の良い新年といえば向かう場所はたった一つ、私の予想通りです。
左に三保の松原、清水港沖を飛鳥はゆっくりと周遊。
真正面には富士山

お美しい💛
富士山に吸い寄せられるように船は清水港沖をゆったりと流して進みます。
全てのお部屋からも見られるように360度旋回して夕方に太平洋に出るまで、
ずっと富士山を見ることができました。

10時からシャッフルボードに参加しました。

スティックは毎回消毒。参加者の両手も消毒と検温を済ませてからゲーム開始です。
ゲームは新春特別ルールで、だるまのところは得点2倍でした。
シニアのご夫婦と私と息子の4人で組んで、8チーム中4位でした。
上位4チームは景品が貰えるので、メモ帳をいただきました。



今回は次男が同行しています。
一昨年体調を壊し、医師から回復に早くて1年はかかるといわれ、一人暮らしの彼を引き取り、
長男とともに3人で暮らし始め、次男は会社を退職し、自宅療養に入りました。
その際の本人の希望が「飛鳥に乗る」だったので、半年以上先の「フラ・オン・アスカ」を
予約したのですが、その後世界はガラリと変化し、旅行どころか日常生活に制限がかかり、
コロナによる一回目の緊急事態宣言解除後、「フラ・オン・アスカ」「名古屋ワンナイトクルーズ」
ともに中止になりました。「飛鳥に乗る」が念願だった次男はその願いを叶えようと回復に努め、
やっとかなったこのクルーズ。GOTOトラベルが直前で中止になって焦りましたが、
このような事情でもなければ、今回のクルーズはガマンしたと思います。
傷病後の次男の食欲は落ち、この1年お茶碗半分のご飯も食べられない日々が続きましたが、
飛鳥に乗ったら一食分が食べられました。
本人曰く「飛鳥は別腹」名言です。

11時からは桂小文治さんの落語を聞くためにハリウッドシアターに行きました。

「牛ほめ」と、もう一つお話がありました。(牛ほめは知っていたので分かりました。)
席は空いています。乗客人数がいかに少ないかよく分かります。
前回も落語はありましたが、その時は落語が終わると出口に師匠が立っていて、
お見送りをしてくれたので、一緒に記念撮影もできたのですが、
今回は密になるのでお見送りはありませんでした。寂しい( ノД`)シクシク…
小文治師匠はお声が素敵💖声は神様からのプレゼント、自分でこの声になりたいと
願いが叶うものではありません。その声をもらった人は声を活かした職業につけたら
幸せなことだと思います。落語家さんになるべくしてなったお声の持ち主でした。

お昼はフォーシーズンダイニングルームで和食にしました。
メニュー表にはうな重、ねぎとろ丼、ステーキ重、いくら丼など、
9種類のミニ丼や麺類が書いてあり、その中から2種類選べます。
さらにサラダ、漬物、汁物、デザートの和菓子付きです。

私はステーキ重といくら丼を頼みました。
日常生活では食べることの無い結構粒が大きめのいくらです。
柔らかさと噛み応えの両方を味わえる肉厚なステーキ丼も大正解。
両方をいっぺんに食べられる幸せ💖

食後のドリンクは13時からビスタラウンジで限定の「福ふく抹茶ラテ」
抹茶味が大好きな私が今回楽しみにしていた限定ドリンクです。
実はこの直前に抹茶ラテを飲めるところをビスタラウンジとビストロを間違えて
ビストロでオーダーしたら「ビスタラウンジです」と
フィリピン人ウェイターさんに優しく教えられ、「すみません💦」と退出しました。
きっと心の中では「しょーがないなぁ~」くらいに
呆れられていたと思いますが、笑顔で対応してくれました。すまんのぉ~<(_ _)>

トレーの上の牛のイラストはお砂糖で書いてあります。サブレが添えられていました。
これも美味しいです。というか、ずっと美味しいしか言ってませんが(;^ω^)
濃いめの抹茶です。年に2、3回「抹茶の海に溺れたい」と思うほど
濃い抹茶を飲みたい衝動に駆られる私は、大満足です。
何なら今度はラテじゃない濃い抹茶も飲んでみたい。
香りもしっかり感じるクリーミーなラテでした。

14時から「新春すごろく大会」に参加しました。

クラブ2100に入ると、受付のお姉さんが参加者をフロアの左右の席に
「こちらへどうぞ」と振り分けていました。
ゲームが始まると、振り分けられた赤チームが自分のチームだと知りました。
フロアにすごろくの大きなマス目と同じく大きなサイコロがあります。
ゲームに参加するために参加者が触れ合ったり密になるのを避けるために、
参加者は椅子に座ったまま、サイコロはスタッフが振ります。
目の指示に従ってクイズに答えたり、じゃんけんに参加したり、動かないので
ソーシャルディスタンスが保てて楽しめます。
画像の男性はジェスチャーゲームに指名された人です。ガンバ!
「日本の歴代興行収入ベストテンの映画」で私も「君の名は」を答えて
赤チームの勝利に貢献し、勝利チームは景品にキーホルダーとステッカーをGETしました。

パームコートでゲーム後のお茶に行きました。
ここもガラガラです。ステッカーとキーホルダーの画像です。
ここは船首なので進行方向一番前、先頭なので大きな窓から飛鳥が進む先を眺められる
特等席なのですが、日差しがきついので窓辺よりも一つ奥の席からの眺めがオススメです。

その4に続きます。