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仕事の関係で十八銀行に頻繁に行くが、待っている間、来客用の本に目を通していたら...
『財界九州』という雑誌の1月号のコラム欄に考えさせられた
『財界九州』コラム春夏秋冬より抜粋
「過ぎた便利の追求」
1975年(昭和50)年のこと。大阪の高麗橋吉兆で、国税庁長官から博報堂会長に転じた近藤道生氏をお祝いする「名月茶会」が開かれた。正客は2005(平成17)年8月に105歳で逝去した、臨済宗大徳寺派の立花大亀老師。次客は松下電器産業創業者の松下幸之助氏。
この席で突然、正客が次客に「君のおかげで、こんなに心がなく、物ばかりのいやな日本になってしまった。君の責任で直してもらわなければならん」と言い放ち、一瞬、その場は凍りついた。
電化製品のおかげで、便利になることと引き換えに、人間は精神的に退化するのではないか。老師はそう言おうとしたのだった。その場の客は息をのみ、みんなが松下氏に目を向けると、松下氏は身じろぎもせず沈黙したまま。その温容な表情が崩れることはなかったという。
この叱責を松下氏がどのように受け止めたのかは知る由もないが、便利さゆえに驚くほど短期間に普及し、生活に必要不可欠になった携帯電話を例にとれば、少しは分かるような気がする。待ち合わせ場所の変更や急な用件など、どこにいても即時に連絡がつき、便利さはこの上ない。しかし、依存し過ぎて、携帯がなければコミュニケーションをはかることもできず、ケータイなしでは生活できないようになってしまった若者の姿を目にするとき、老師の指摘の一端を垣間見るような思いがしてならない。自然世界の一員であるはずの人間が、機器に操られ支配される存在になりつつある、といえば言い過ぎだろうか。
ある大手企業グループが財団をつくることになった。その設立パーティーを都心で開くことになり、準備を進めていた担当者は頭をかかえた。駐車場が足らないのだ。知恵を絞り、細かい段取りをしてやっとメドを付け、1台の余地もないところまで煮詰まったところで気付いた。「あっ、福井先生の分が…」と。パーティーにはノーベル賞受賞者の福井謙一博士が理事として出席する予定なのだ。当然その車を用意しなくてはならなし、駐車スペースが要るのだが、どう探しても空きはない。担当者は困り果てたあげく福井博士に電話をしたところ、思わぬ返事で問題はあっさり解決した。「車はいりません。あれは乗ると頭がボケます」(「忘れていた大切なものに再会する100の話」金平敬之助著・PHP研究所)
確かにそうかもしれない。人間、歩いたほうが健康に良いし、何よりも歩くことによって、次々と新しい発想がわいてくる。「逍遥」という言葉は現代人にとって死語になりつつあるが、ドイツの哲学者カントは、毎日必ず決まった時間に散歩した。彼の最も優れた思想は、「座っている時」ではなく、「歩いている時」に現れたものだった。1日に4~5時間歩くのが普通だった思想家ソローも、一番良い作品は一番よく歩いたときのもの、と語っている。また、イチロー選手を育てた仰木彬さんは監督時代、キャンプでは球場から宿舎までの約1時間半を歩いた。ヘッドコーチとして支えた盟友の中西太さんは「その時、発想を巡らせるのだろう。常に選手の生かし方を考えているから」と回想する。
発明家の藤村靖之さんに、こんな指摘がある。
「貧しさや、生命が脅かされることを解決しようと、文明は発達したが、快適と便利の追求が行き過ぎた。どんどん新製品を出し、買わないと世の中から遅れてしまうと、競わされる。『必要は発明の母』と言われるように、発明は困った人を救うことが原点だったが、今や発明で必要と思う人を生む『発明は必要の母』状態になっている」と。
便利さの追求は進むことこそあれ、後退することはないだろう。そこで、自分の生活にどう選択するかが問われてくる。不精者にとっては厳しい警告と受け止めたい。
不精者を返上するべ
俺も歩こう