堰き止めし 流れの瀬音 心地良く
朝の冷気が 我を包みし
目に緑 心に瀬音 心地良く
瞼閉じりて 暫し忘我す
熱き湯に 身を焦がさんと 閉じ込めて
快感に耐え のたうち回る
高野山 信仰の地の 観光化
にわか信者 気持ち引きしむ
熊野まで 世界遺産に 惹かれての
遠き旅する 昨日今日
堰き止めし 流れの瀬音 心地良く
朝の冷気が 我を包みし
目に緑 心に瀬音 心地良く
瞼閉じりて 暫し忘我す
熱き湯に 身を焦がさんと 閉じ込めて
快感に耐え のたうち回る
高野山 信仰の地の 観光化
にわか信者 気持ち引きしむ
熊野まで 世界遺産に 惹かれての
遠き旅する 昨日今日
目から鼻 抜けるをやめて ゆっくりと
就いてゆきます 流れに身を任せ
競い合い 止めてこれより のんびりと
輪の中入りて 心融かせる
競い合い 疲れて離れ 癒される
なんと言われよ 戻る気は無し
朝寝して サア!やるぞと 気合い入れ
机に向かい 趣味三昧
朝仕事 終えて休むが 気怠くて
次の事をと 気のみが急くや
歯一本 抜けて感じる 有難み
そろそろ嚙んで ゆっくり行こう
何急ぐ 終着駅 目の前に
着きてなす事 有りや無しに
手際よさ 抜けずに朝は 暇出来て
次は何かと 頭悩ます
朝餉終え 外眺めれば 音も無し
時止まりてか 囀りさえも
湿気なく 目覚め爽やか 半月生
昇る陽射しに 真夏の予感
本物の 味を知りてぞ サクランボ
莫迦にはできぬ バス食べ歩き
有難や 元善光寺 参詣で
心洗われ 家路につきし
昼飯が 気になりつつも サクランボ
美味さに勝てず つい食べ過ぎる
漆黒の 戒壇巡り 手探りで
この世の闇を 進むごとし
ステーキを 山都飯田で 食せしが
手ごわい相手 老いに歯立たず
登る陽に 今日の暑さ 感じつつ
庭の緑に ここ癒さる
風凪ぎて 暑さの予感 裏腹に
目にも涼しげ 朝の緑が
扇風機 誰も居ぬのに 廻りおる
思わず御免 と声をかける
キラキラと 青葉煌き 湿気なし
ひと拭きの つもりがいつか 彼方此方と
隅から隅へ 拭き始める
窓越しに 世の流れを 眺めつつ
時とどまるを 知らずを知る
マンネリを 段取り変えて 一新し
朝から気分 ウキウキ楽し
窓越しに 外と内との 別世界
動と静の 狭間に浸る
朝仕事 暫し手を止め 筆を執る
駄作創りに 時を忘れて
思い付き ペンをとりたら 止まらない
時を忘れて 駄作に走る
要るものか 作法決め事 ほっとけど
自由気ままに 言葉を遊ぶ
無意識に トイレと床と 始めてる
朝からせっせと 拭いて廻るや
年老いて 目も歯も肌も 衰え行く
実感しつつ 医者通い
抜歯後の 血液止める 脱脂綿
取り替えつつも 寂しき別れ
ストレッチ 汗流さずに 涼しくと
冷房かけて 省エネとは
アクセサリー それとも小物 真剣に
蘇州の買い物 男も女も
ホッとする 狭き路地 抜けたるに
シャウエンの町 されど又先は
くねりてる 細き路地にも 人の波
豫園商城 中華街は
モロッコの アトラス山脈 裂けたかと
思わず見上ぐ トドラ渓谷
上海は 租借になりて 発展す
中山東 一路と共に
後にする 紺碧の海 阿嘉港を
一路向かうは 座間味の港
念願の ハノイ空港 降り立つや
足踏み出せり ハロン港湾へと
へばり付く 岩に青々 苔生して
緑の錆かと 見紛うはかり
刻まれる 世界遺産で 有る事を
熊野速玉大社 石の碑に
スリランカ 何処も同じ 暑き夏
木陰に集う 猿親子連れ
連休 過ぎて閑散 長良川
サービスエリア 物侘しきや
初めての ワイドビュー南紀 乗り込むや
世界遺産の 熊野目指して
打ち寄せる コロンボ海岸 白波が
紺碧の海 青き空映ゆ
広がるや 奇怪な世界が 洞窟に
ハロン湾内 浮かぶる島の
アヒル二羽 岸に上がりて 迷うてる
水に戻ろか それとも休もか
気になるや 樹林の中 白き像
シギリアロック 釈迦像か
見事なり 輪投げキャッチ イルカたち
芸達者に 思わず拍手
素晴らしき 地球は何時も 蘇る
全て飲み込み 青々息を
覗き見る 急な階段 その先を
回廊の如 曲りくねるや
吹き出すは 間欠泉かと 思わせる
三段壁の 洞窟内に
⁂ 初日の出 この穏やかさ いつまでも
⁂ 落ちて又 昇り来たらば 新しき
年の初めと 祝福され
⁂ 今まさに 旧から新 移りゆく
昇り来る陽の 輝き満ちて
⁂ 新たなる 未曾有年から 希有年へ
昇り上がりし 年にならむと
⁂ 新しき 陽は昇り来て 光満つ
隅から隅に 照らし渡りて
⁂ どんな年 初日に問いし 先行きを
気分新たに 良き年であれ
⁂ 登り来る 初日の出の 眩しきに
イノシシの如 躍進有るを
⁂ 年越しの ソバをすすりて 除夜の鐘
ホッとする 昨日今日と 湿気取れ
風も爽やか 肌に心地良し
口渇く これ夏バテの 兆しなり
水の補給 渇き止まらず
扇風機 空しく廻り 首振りて
所在無げに 人気も有らず
クーラーに 主役の座 明け渡し
扇風機今 脇役務め
禁断の 暑さの域に 入りにけり
喉の渇きぞ 一気に来る