焼いとくれ この裸身をば 煮え切らぬ
生身の歯痒さ 焦げ尽くすまで
裸身をば 惜しげも無く 晒しだす
サア太陽よ 焼き尽くしてくれ
快感に 我の裸身は 震えおる
多き煩悩 焼き焦がされて
煩悩の 火照り鎮めん この滝で
落ち来る水の 染む冷たさに
裸身をば 凍らす如き 滝の水
火照る煩悩 凍るを願う
焼いとくれ この裸身をば 煮え切らぬ
生身の歯痒さ 焦げ尽くすまで
裸身をば 惜しげも無く 晒しだす
サア太陽よ 焼き尽くしてくれ
快感に 我の裸身は 震えおる
多き煩悩 焼き焦がされて
煩悩の 火照り鎮めん この滝で
落ち来る水の 染む冷たさに
裸身をば 凍らす如き 滝の水
火照る煩悩 凍るを願う
陽の陽射し 好きにしてくれ 我が裸身
隅から隅を 焼き尽くすまで
灼熱の 陽射しに焼かれ 歓喜する
裸身の疼き 昴まりて
磔荊だ お前の邪心 曝け出せ
その裸身の 疼きすべてを
この裸身 人を惑わす 全てをば
暴き暴きて 極刑にせり
出し芽見て 枯れ木とばかり 思いしに
我が身置き換え 奮い立つなり
頭痛 買い過ぎ具材 如何せん
レシピ色々 浮かべて悩む
独り身の レシピ色々 浮かべども
余る具材の 利用に悩む
悩みしは ひとり料理の 具材にも
腐敗せぬよう 使い切らんと
懐かしき ポテトサラダを 作りみる
ひとりになりて 久方ぶりに
独り身の 試行錯誤の 味付けを
舌で確かめつ 今もキッチン
次から次 下らぬ事を 書き走る
気付けばいつか 夜は更け行く
今宵又 言葉だけが 走りおる
秋の夜長に ペンが走りて
愛の歌 思い出さずに おられぬは
いつもいつの 愛しい人よ
あの人の 面影浮かぶ ラブソング
聞きたくなるは 胸痛むとき
この暑さ いつまで続く 今宵又
クーラーなくては 眠り持てずに
今はただ 過ぎし日々の 思い出を
振り返りつつ 漂いし日々
今日が過ぎ 明日は如何にと 思いやる
先の展望 何も無きまま
自惚れも 自己満足で 楽しみに
今宵も作る 駄作の多し
今宵又 眠れぬ時を グラス片手に
愛しき人の 面影見る
独り身の 料理するも 困りしは
余りし具材 如何にせしかと
恐ろしき 訳も分からず 発するは
詩歌の道に 通ずる言葉
こんなにも 飛び出す言葉 呆れ果て
如何なりしかと 我も驚く
驚くは 言葉のリズム 心地良く
吹き出る言葉 次から次へ
酔いしれり 詩歌言葉に 魅せられて
次から次へ 浮かびし言葉
これ程に 楽しかりとは 思わずに
言葉遊びを 始めたりしが
冴えに冴え 出るわ出るわの フレーズで
駄作遊びも 絶好調
今宵又 駄作作りに 精を出す
いつしか夜も 更けてゆくらむ
もう止めよ 次から次と 限り無し
いつまで経てど 終わり無きしに
いつまでも 夏と思いしに 気が付けば
いつしか秋が 忍び来たるや
冴えている 次から次と 出る言葉
意識せぬのに 通ずる言葉
秋入りて 続く残暑 いつまでや
山の里には 薄穂出にける
災害地 人の事とは 思えぬや
先に通りし 風景悲し
崩る肌 山の形の 変わりしは
訪ねし地への 哀惜一入
無残なり あそこもここも 崩れ落ち
訪ねし時の 姿留めず
美しき 山川変わり 土色に
緑呑み込む 風景悲し
止めたはず いつしか反故に 今宵又
グラス重ねる 際限も無く
二日酔い 朝飯抜きて 頑張るも
力入らず 胸はムカムカ
蒼天の キャンパスを 流れゆく
綿雲まさに スライドショー
思いしを 思いのままに 書き綴る
三十一文字に 十七文字
物書きの 真似をしたきて ペン走らす
官能かエコ 如何になるやら