宿場町 面影残る 今庄
営むソバや 古民家似合う
酔っ払い 訳の分からぬ 事を言い
醒めての後に 赤面頻り
酔いも又 愉しき事の 多かりき
我が深奥に 入り込めりて
酔いどれし 作家は言う 酔うてこそ
物の本質 見えて来れりや
負け惜しみ 独り善がりの 理屈をば
言い聞かせし 己納得
又行こう 大観峰に 阿蘇山の
なのに君との その夢適わじ
人生…って何だろうと
今も今も 自問自答して暮れていく
己の道を究められずまま 人生を終えようとしている今
過ぎ行く日々が疎ましい
振りかえ見れば 悔いのみ多く残して
意のまま過ぎしを ただ悔やむばかり
人生を懸けての 充実感も無く 終えようとしている
なんと虚しき事か
悠々自適と 人は言うかもしれない
悶々と過ごしている日々を 誰も知らない
何事も 今更と諦めの心境の日々
時には 勇み立つ事も有りしが 先を思いては その気も失せる
残りの人生 解りておれば そうでも無き
明日をも知れぬと 思えば
ついつい 諦めに
あら 入口に鳥居が建ってるわ
えっ 柳澤神社って なってるわよ
お城の中は どうなってるのかしら
鳥居を潜ったら お堀の上に出たわ
風情が有って良いわね
あそこに 石碑が建ってるわよ
”郡山城跡”って なってるわね
あらら その向こうには 石柱も建ってるわ
”祭神旧甲府川越城主柳沢美濃守吉保公”って刻んだ・・・
お城の中に神社が有るのね
お城の建物は無いけど 天守閣の石垣は残ってるみたい
行ってみるわね
あらあ 眺めは最高よ
奈良市内が一望出来るは・・・
若草山やらも・・・ね
あら 此処に”逆さ地蔵”って言うのが有るわ
城壁の石に混じって お地蔵さんが・・・
それも逆さになって 石垣に組み込まれてるの
何でも お城を造ったときに お墓の石やらを組み込んだらしいの
急いで造る必要が有って その時に お地蔵さんも・・・ね
