初めてぞ 浜名湖SA 訪ずるは
上り下りが ひとつになりし
断るも 断り難き 仲なれど
心鬼にして 断る気まずさ
研ぎ澄ます 五感冴えたり テレビ捨て
横道逸らす 雑念去りて
どんよりと 心も沈む 薄暗さ
泣きそな空に 気も滅入りて
視るの止め 思考の怠惰 おさまれり
邪念失せて 詩作に耽る
テレビ止め 世俗の雑念 締め出して
思索思考の 機能戻れり
伊良湖・豊川(7)
あらあ~ ここで国道23号線と合流するんだわ
でも この23号線はパイパスなんでしょう
もう繋がったんかしら?
懐かしいわね 田原・・・は
今 田原の街なかを バスは走ってるの
そうそう 予定だと次は 「えびせんべいとちくわの共和国」へ
行く予定だったんだけど 急に変更になって 「イチゴ食べ放題
に」行くって言うの
それから 食事・・・に
今日の食事会場は 「伊良湖ビューホテル」なんだけど
それが このツアーだけで7台のバスが集まるんですって
だから 一度には無理だから 時間差で分けるらしいの
わたしたちは 遅くの方で・・・
だから 先に「いちご狩り」に行くんですって
でも イチゴ狩りに行ってから 食事では・・・ねえ
わたしには食事は とても食べられそうにはないわ
イチゴで お腹が一杯になりそうで
わたしの胃は 小さいの
念願の グッズを見つけ メールする
寝静まる夜 パソコン向かい
気になりし 腹の出っ張り 引っ込めんと
今もお出まし 振動マシン
口実も 時には嘘と 分かりつつ
事に託け 知って知らぬふり
薄暗く 今にも泣きそな 雨空に
気も滅入りて 暫し呆ける
ベルなれど 又かと思い 気も重し
いつもの誘い 断り難し
伊良湖・豊川(6)
良く話が続くわね
感心してしまうわ
今日のバスツアーの添乗員さんって 本当に話が途切れないの
この席からは分からないけど きっと何かの資料を見ながら・・・
だと思うんだけど
なかなか居ないわね これだけ話を繋げる人は・・・
時には全く 話をしない添乗員さんも 居るわね
勿論 資料を見ながら・・・でしょうけど
でも その資料を集めるだけでも大変よ・・・ね
今 干支の話をしてるの
世界でも 干支って有るんですって
中国から世界に広がったらしいわね
勿論 日本でもそうだけど
だから 国によっては 今年の干支の寅が違うんですって
豹になったりして・・・
そんな添乗員さんの話を聞いていたら どうやらパイパスに入って
きたみたい
最近は殆ど この道を通るわね 伊良湖に行くには
仕事で臨海工業地帯や 神野埠頭に行く時に良く通ったわね
酔うてこそ 眠り醒め居る 我が頭脳
思わぬフレーズ しばしば出おる
夜更かしは 朝が辛いと 知りつつも
眠れぬままに 時を過ごせり
目が覚める 眠るをやめて 彼是と
思い巡らし 夜は明け行く
突然の 慢性鼻炎 お出ましに
慌てて薬 献上せり
時を打つ 時計見やりて チャンネルを
今朝はどんなか 心躍りて
伊良湖・豊川(5)
豊川稲荷の周りって こうなってるのね
初めて来た感じがするわ
新婚時代に来たときは 明け方だったの
その時は 未だ誰も居なかったわ
だから 正面に車を乗り着け 参拝した記憶が・・・
今のように 車社会で無かった頃・・・ね
今日は1月9日でしょう!
参拝者が多いわね
さすが三大稲荷と言われるだけの事は 有るわ
京都の伏見稲荷に豊川稲荷 それに後一つは 地方によって違うんですって
この地方だと お千代保稲荷だけど
やっと正月らしい気分になったわ
今年は正月を家でしなかったから
コロナで 子供たちも来なかったし おせちも用意しなくて・・・
でも 境内に入っても 昔来た風景が・・・
全く残ってないの わたしの記憶に
ただ 来た!・・・って言うことだけしか
もう駄目にね 傘寿にもなると 昔の記憶が一つ一つ消えていくのね
でも この賑わしい雰囲気には 救われるわ
出っ張りの 気になる腹は 肥えるのみ
食欲増す 秋ともなれば
説明書 見るも面倒 理解せず
あれやこれやで 果ては使えず
書き初むる 物にも為らぬ 物語
らしき紛いを 頭搾りて
何事も キリが大切 解りての
最後の最後 詰めに悩めり
性格か 何しても 晴れる無し
醒めた己の 別におるらん
伊良湖・豊川(4)
えっ! そうなの
今日の行程が 変わったんですって
最初に行くのが「えびせんべいとちくわの共和国」だったんだけど
豊川稲荷に最初に行くことに
なんでも 今日のお昼の食事をする 伊良湖ビューホテルが満杯
なんですって
わたしたちの このバスツアー会社だけで 七台も行くらしいの
だから 時間調整するんですって
新春ランチバイキングって言う 食事なんだけど
だから まず先に豊川稲荷に・・・ね
本来なら 帰りの最期に寄るはずだったの
でもバスは 豊川インターから下りたから 直ぐよね
だからなんだわ 豊川インタまで来て下りたのは
本当なら もう一つ手前のインターで下りた方が 伊良湖に行く
には早いと思ってたから
でも 久しぶりね 豊川稲荷・・・は
新婚時代以来じゃないかしら
思い出すわ 伊豆半島の帰り 徹夜で走ってきて 朝方に寄った
のを
確か正月の二日目だったんじゃ ないかしら
二日目の明け方だったから 本当に人が少なかったのを思い出し
たわ