浜松自衛隊基地
寒くなるだろうと思ってたので それなりの服装で来たの
でも 想像以上に寒いわね
今 鶴岡公園に来てるの
バスの駐車場に降り立ったんだけど 雨が・・・ね
丁度 桜まつりの期間中とみえ 露天の店がズラリと
でも 人が殆ど居ないの
桜は五分咲き…と言ったところかしら
昨日の新潟とは違って やはり山形は寒いわね
未だ満開には・・・
わたし達ツアーの一行は 此処でボランティアの人と合流したの
鶴岡市の委託のボランティアなのかしら
先ず向かったのは 致道館と言う所へ・・・ね
昔の藩校なんですって
この藩校は かって１７ヶ所有ったらしいの
色々と 藩の子供たちの教育に力を入れてたみたいね
わたし達の 尾張藩にも11ヶ所ぐらい 有ったみたい
もう 止めた！
何や 何を止めたんや
英会話の勉強 止めたぜ！
えっ 英会話をやってたんか？
前から 始めようと思ってたんや
義理の姉から 英会話の本を貰ってな
ほお～ だから始めよう・・・と
そうなんや CDがついていて それで・・・な
何でやめるんや？
この間テレビで 多言語翻訳機が 出来たって言うんだ
へえ～ そうか
でも 直ぐには変化したり 出来ないだろう？
いやいや それが数秒で答えて呉れたり 翻訳してくれると
言うんだ
そりゃ凄いな
こっちの話したことが 相手の言葉に変換して 話す・・・
って事か？
そうなんや
今は４か国に 対応出来るって言うぜ
へえ～ 通訳を介して話してる様なもんだな
それじゃあ 外国語を苦労して 覚えんでもええぜ
1 立ち寄るや 伊良湖メロン狩り 行く前に
えびせんべいと ちくわ共和国
2 描かれる 本堂天井画 有名な
葛飾北斎 直筆の絵が
3 西安に 来ての三日目 お昼時
如何な中華 胃も楽しみに
4 弥彦での そぞろ歩きを 楽しむや
道端に咲けり
5 並びたる 中華料理 数々が
○ターブルに 所狭しと
夕食の後 ホテルの部屋の お風呂に・・・ね
大浴場と思ったけど この時間帯は きっと混んでると思って
深夜の11時過ぎに 露天風呂に行こうと思ってるの
満天の空を眺めながら 露天風呂につかるのも 良いでしょう
でも今日は 駄目でしょうね 星空を眺めるのは・・・
さっき ホテルに着いた時は 雪がチラついてたから
そうなの 4月の半ばだと言うのに雪なの
家を出たときは 初夏の陽気だったのにね
でも 良かったわ こんな事も有ろうかと 着込んできたから
と言っても 真冬並みの服装では無かったけど・・・ね
寒さを しのげる最低の着込みで
やはり 山岳地帯は寒いわ
ここのホテルは 裏磐梯の休暇村なの
休暇村と言っても ホテル顔負け・・・よ
気に入ったわ この休暇村裏磐梯は
又 こちらに来た時は泊まりたいわね
変わってるな お前・・・
そうかなあ
俺って 異常かな・・・？
そうだぜ！
殺されて 納得するなんて
でもさ この年になって 今さら人生に未練は無いからな
それにしてもだぜ 人に命を奪われて 怒らない・・・とは
まあ この頃 思うのは・・・さ
如何に自分の最期を 楽に終えるか・・・だから
確かに そうは思うけど
飛行機で墜落して あっと言う間に あの世に行けるんだから
最高だぜ
何処かの 神社仏閣で願ったかいが 有ったと言うもんだ
そうやな コロッと行けるように 祈るからな
それは たとえ故意だろうと 事故だろうと・・・
病気に罹ったと思えば 同じだから
何か そう言われると そんな気にもなるな
身体が不自由になったり 意のままに為らずに 生き永らえる
位なら
確かに そうや！
1 人影無し 映画のセット 思しきや
宇陀松山 旧街道
2 祀られる 青龍寺の 記念堂
成果に空海 並び座りて
3 頂が 雲に隠れる 磐梯山
澄み渡る空に クキリ姿が
4 何もない 砂漠の中を 張り巡る
高圧鉄塔 異常な数の
5 内拝殿 白き玉砂利 前にして
気の引き締まる 橿原神宮
あら 雨みたいね
外はパラパラしてるの
でも 海上は晴れてるのに・・・
内陸部は 天気が良くないみたい
それに風が有るの
雨と風では 今日の桜見物は 最悪になるかも・・・
日本海も白波が立ってる・・・し
さあ 朝の食事に行ってきましょう
7時からホテルの食堂が 開いていると言うから
ホテルの朝食は 大抵バイキングね
今朝も そうなの！
そうそう 昨日の夕食の時の ビール代を払わなくちゃ
フロントで ついでに払っておきましょう
出発間際のフロントは 混雑するから今のうちにね
このホテルって 結構古いわね
でも リニュアルしてて 感じが良いの
それに窓からの眺めも 良いし・・・ね
ホテルマンも感じの良い人たちだし
堪らんな！
何を怒ってるんや？
ほら 昨日も話してただろ 飛行機事故の事！
少し前に あちこちで落ちてたな
そうよ！
チョイと前の ドイツの飛行機も・・・な
ああ あれか・・・
副操縦士が 故意に落としたと…言われてた
そうよ！
自殺の道連れ・・・だからな
ほんまや
他人の自殺に 巻き込まれては どうしょうも無いな
いい迷惑どころか 浮かばれんぜ
そうやな！
でもさ 考えてみれば 幸せかも
おいおい とんでも発奮だぜ
だってさ 人其々だけど 俺には有りかな…と思うぜ
そうしてだ？
自分の意志とは関係なく 命を奪われるんだぜ
まあ 普通に考えたら・・・な
でも 俺には有りだな
へえ～・・・
１ 達筆に 思わず息を 呑みこむや
老人水筆 道に漢詩を
２ 思わずや 難攻不落 砦をば
西安城壁 人寄せつけず
３ 櫓あり 町の生活 見守るや
敦煌古城 映画のセット
４ 今も尚 幾世紀の 時を経て
残る高台 「陽関烽臺」
５ 驚きぞ 我が街お抱え バスいるや
近江日野と 何の関わり
