風情あり 雰囲気漂う 道後には
趣添えて 市電も走る
窓開けて 夜風楽しむ 風呂上り
道後の街は 静かに眠る
寝静まる 松山の街 動くもの
何ひとつ無し 瞬きさへも
信号の 点滅のみが 目に入る
灯る明かりは 闇に停止す
露天風呂 満天の星 見上げつつ
今日の旅に 思い巡らす
何しろ 凄かったみたいだな
四川大地震と言うのは・・・
そうか 実際に見て来たから 言えるんだろうな
日本に居ただけでは 大変な地震が有ったんだ!って思う
くらいだからな
実際に行ってみんと分からんから
道路沿いまで 競りだしてる山なんか いつ崩れ落ちて来るか
怖かったぜ
岩なんかの 崩れそうな所を セメントなんかで 固めて無い
んか?
そりゃ 無理だわ
規模が大き過ぎて とても無理だな
そりゃ無理だわ
規模が大き過ぎて とても無理だな
そりゃ 吹付をして有る所も有るけど・・・
へえ~ そうなんや
紋川・・・だったかな
それとも 近くの都市だったかな
壊滅的な被害を受けて 新しく造りなおした街も 有ったから
…さ
へえ~ 街全体を・・・か?
そりゃ又 大変だったんだ!
懐かしいわね!
敦煌に 盛んにシルクロードの名が出てきて
学生時代に 世界の歴史を学んだことが
それにNHKで シルクロードの特集を見て 胸躍らせたのを
死の世界を言われる タクラマン砂漠 そしてタリム盆地の地
の名
敦煌からは タクラマカン砂漠の北に有る 天山山脈に沿っての
天山北路と天山南路が
更には タクラマカン砂漠の南の崑崙山脈に沿っての西域南道
何か 歴史へのロマンが漂う今回の旅だわ
日本の歴史も好きだけど 中国に来ると 更にスケールの大きな
ロマンに心揺さぶれらる気がするわ
機会が有ったら かってのシルクロードを 辿ってみたくなった
わね
中国には 何度も来てるけど そろそろ打ち止めにしようか…と
思ってたのに
街並みに 新しき有り 古湯の地
旅情癒す 道後の夜
たっぷりと 道後の湯に 身を沈め
暫し放心 幸せ気分
道後の湯 ゆったり浸る 幸せに
時を忘れて 心癒せり
道後の湯 時を忘れて 癒しおる
全てが空に 心無にして
松山の 坊ちゃん気分 満喫し
道後の湯上り 城を眺むる
それにしても 凄かったんだな!
何がだい?
前に 中國で起こった四川大地震の事よ
ああ 有ったな!
当時 大々的に報じられたからな
日本からも 救援隊が行ったんだろ
そうだな
あの時は 日本からも多くの救援隊が 出かけたからな
日本の東日本大震災も 大変な被害だったけど それ以上に
四川の地震は・・・な
この間 旅行で中国に行ったんや
その時 四川を通って 実際に目のあたりにして・・・さ
何や 中國に行ってきたんか
そうなんや
その時 通って実際に目にしたんや
あの四川の辺り 特に紋川辺りの山は 凄かったぜ
山が どうなってたんや?
至る所の山が それも数千メートルの山が 崩れてるんだ
へえ~ そうだったんか
むき出しの山が あちこちで・・・な
それに 今にも崩れ落ちてきそうな山も・・・さ
そりゃ 怖いな
走ってても 何時落ちて来るか・・・と冷や冷やしてたぜ
西安の夜は 輝いてるわね
レストランでの夕食の後 街の夜景を楽しんだの
西安のシンボル鐘楼や 街並みが一斉にネオンで照らし出されて
多くの市民や 観光客も夜の西安を楽しんでるの
その後 ホテルへ・・・
今日のホテルは ツアーの初日に泊まったホテルなの
部屋が又 凄く良い部屋で・・・
初日に泊まった部屋も 広々としていて・・・
今日のお部屋は 更に気に入ったわ
部屋としては 過去に泊まったホテルの中でも 指折りの中に入る
わね
初日の時の部屋は お風呂の湯が溜まらなかったの
だから 事前にホテルに連絡して貰ってたの
水廻りの良い部屋に・・・ね
ホテルに着くや否や 早速お風呂をチェック!
そしたら 今夜の部屋のお風呂は大丈夫だったわ
でも 今度は冷蔵庫が使えない状態で・・・
連泊なので 明日の内に修理してもらうことに 頼んだの
目指す先 四国は道後 まっしぐら
まだまだ先と 高速飛ばす
名神も 久方ぶりに 通り抜け
一路大阪 淡路・四国へ
ひたすらに 走り続けるは 南西に
四国縦断 徳島・道後
四国をば 鳴門・徳島 駆け抜けて
着きし松山 道後温泉
風情あり 温泉街の 店店に
らしさ漂う 雰囲気楽し
そうなんや
何となく 日中が和らいでるからな
それで 中国に行く気になったんか?
それも有ってな
それに景色が 凄く奇麗みたいだったし もともと中国の桂林
なんかには 興味が有って・・・さ
そうだよな
中国は 良い所が一杯あるからな
でも 今迄の中国の態度を見てたら カチンと頭にきてたから
さ
おれも そう思ってたが 実際に行ってみたら そんな事は
一切忘れたわ
そうか それでどうやった?
もう 最高だったぜ!
山は緑が奇麗だし 九塞溝の池や湖の水と言ったら この上
無いくらい透明だったし・・・
あの燃えるような緑 エメラルドグリーンの湖・・・
コバルトブルーの池 それにサファイアブルーの水!
本当 最高だったわ
そうか そんなに良かったんか
又行きたいぜ 中国に・・・
嵌ってしまいそうだぜ 中國には
食べ過ぎたわ!!
今回のツアーの 4日目の夕食で初めて お腹一杯食べれたわ
それまでは とても食事が喉を通らなくて
どうも わたしには中華は合わないと思って 諦めてたの
中国に来ての食には・・・ね
味覚が 合わないと・・・
でも ツアーの人達が皆 美味しい美味しいと言ってるの
それを聞いてて 信じられなかったわ
やはり わたしの味覚が可笑しいかな・・・とも思いながら
今夜の食事は餃子三昧の料理だと言われてたので ああ駄目だわ
・・・と
ところが 違ってたの 今までの餃子とは
シューマイの様な餃子だったの
一つ一つが 小さ目で・・・
全く抵抗なく食べられて ビールのツマミの感じなの
やっと 食事した満腹感が味わえたわ