「みんなの年金」公的年金と企業年金の総合年金カウンセリング!                 

このブログ内検索や記事一覧、カテゴリ-等でお楽しみください! すると、あなたの人生が変わります。

401(k)の百聞は一見に如かず

2007年03月06日 | 確定拠出年金
リ.日本経済新聞社米州編集総局年金担当:越中記者による現地401(k)セミナ-

・DB(確定給付型)は過去のものになりつつあるのがアメリカの現実。DBはキャッシュ・バランス・プラン(混合型)に移行しつつあり、DCが隆盛を極めています。そのDCにはストック・オプションやマッチング拠出等のインセンティブが常識になっています。

・キャッシュ・バランス・プランの利率は予定利率を使わず、市場利回りを使用。といいますことは、マ-ケット・プライスが年金給付を決定するということになります。このことから、高齢従業員の給付引き下げが現実のものになり、訴訟問題も発生しています。逆も当然、あるのでしょうが。

・DBは従業員が定年まで勤務することを前提に設計されているが、最近の労働市場の流動化で実態にそぐわなくなってきているのも、ポ-タビリティのある混合型が増えている一因でしょうといいます。

・主催者の友人ということでこのセミナ-に参加したアメリカ大和證券の大井会長は、入社以来続いている海外勤務(ヨ-ロッパ・アメリカ)の経験から欧米人のものの考え方が401(k)に典型的に示されているといいます。

・米国では、DB(確定給付型)は既に<死に体>となっているというのが筆者の感想。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿