現代用語辞典風には、「公的年金と企業年金の総合年金カウンセリングをする者」としております。とはいえ、メインは厚生年金と厚生年金基金の関係ですが。
この「年金カウンセラ-」の由来は、私が厚生年金基金業務25年の経験の下に、社会保険事務所(現年金事務所)で年金相談員を5年経験した折に生まれた私の新造語です。
といいますのも、年金相談員として窓口に着くと、同僚の相談員は誰も企業年金については無知なのが現実でした。また、上司達も同様でした。つまり、年金相談員に企業年金について相談してもどうにもなりませんでした。せいぜい、企業年金連合会に聞いてくれ! でした。
そこで、生まれてきたのが「年金カウンセラ-」という言葉でした。初出は2007.06.02東京新聞朝刊でした。続いて、「ビジネスガイド」2007.08に年金カウンセラー名で年金記事を掲載しました。
その後、日本の年金制度全般について網羅的にご案内すべく活動を開始し、個人的にWEB上に電子書籍「厚生年金基金アーカイブ」を展開し、ブログ「年金でお悩みなら 厚生年金基金アーカイブ」に年金記事を投稿しております。
この背景には、もはや、消え去るばかりの厚生年金基金について、その「あしあと」を残したいという私の強い思いがあります。
最後に、厚生年金と厚生年金基金にかかわる問題について、ほんの少しでもみなさんのお役に立てれば、年金カウンセラ-として望外の喜びです。
2016.01.25
年金カウンセラ- 高野 義博
参考:年金カウンセラ-の掲載記事 「年金履歴書」の作成による請求漏れ年金 発見の仕方 2007.08
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