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氷月神示 その35

…私にはさっぱりわけがわかりませんでしたが、別にその後何もなく、過ごしていました

それから1週間ほどして夜に一人で正座してテレビを見ていると、右後ろに幼い時の氏神様が立たれた気配がしました

(あっ、○○様だ!)

私は驚いて、目を閉じて瞑想し、精神を集中しようとしました

この氏神様は平安時代の方で、神社で銅像を見たことがあり、霊の平安時代の靴の足元だけがかろうじてうっすらと見えたので、そう感じました

私は恐れ入って待ちました

…すると○○様は後ろから私のおなかより少し下の位置に、幻の銀の帯を締めて下さいました

普通の帯じゃなく、中央が下に小さく半円形に広がった、変わった形です

その真ん中には1センチ位の赤い甲羅の亀の飾りがついていました…

奇妙な幻を見たものです

おまけにその後、私の膝に幻の白い紀州犬が来て座ったので、愛しくなり、よしよしとなでてやりました…

…幻は大体それで終わり、気がつくと背後におられた○○様も帯も、犬も、消えていました

…私には、まだその意味はわかっていませんでしたが、実は予告だったのです……


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