開催日:2010年4月18日
参加人数:58人/51台
天候:晴れ
気温:最高18度/最低4度(日本気象協会発表値)
赤い線は行き(三芳SA~昇仙峡)、青い線は帰り(昇仙峡~談合坂SA)です。
待ってました、春!...と思ったら、前日は雪。例年になく気温が乱高下していますが、ツーリングシーズンの到来です。二十四節気の1つに啓蟄というのがあります。冬ごもりしていた虫たちが春の訪れを感じ取って、モゾモゾと目覚めてくる様子に由来する表現ですが、今回のツーリングも、啓蟄のごとく(本来の啓蟄は3月上旬です)、モゾモゾ、ゾロゾロ、参加人数が一気に増えました。
そんな4月の定例ツーリングの行き先は、山梨県の昇仙峡。国指定の名勝としても知られる渓谷です。新緑まぶしい山々を抜けて、山梨の郷土料理、ほうとうをいただきます。
集合場所は、関越自動車道の三芳パーキング。
ディレクターの『今日は全行程参加できま~す』に、 メンバーから自然と拍手が起こります。 |
今回はじめてご参加のみなさんです。次回も、その次も、そのまた次も…ずっとずっといらしてくださいね! お待ちしてますヨ☆
8時30分、三芳PAを出発して、第2集合場所の中央自動車道 談合坂サービスエリアを目指します。そうだ、そうでした、今日は山梨へ向かうんでした。関越道に乗ったので、新潟方面にでも行くように錯覚している筆者でした。
関越道~鶴ヶ島JCT~八王子JCTと通り、中央道へ入ります。さっそく渋滞の洗礼を受けますが、談合坂SAに到着。ここで4名が合流しました。
春の日差しよりも、桜の花よりも輝いている、Tさんご夫妻 | |
今月のMさんコレクション。Gizmo。 3つの約束、なんでしたっけ。光に当てない、水をかけない、あとひとつ…。 |
さあ、全員そろったところで、出発です。がしかし、またしても渋滞。渋滞情報でおなじみの笹子トンネルまでだらだらと続きます。トンネルを抜け、境川パーキングで休憩です。
ここで、ご復帰のIさん、役員Oさんをご紹介。お帰りなさい!
あとは昇仙峡まで一気に走ります。目前には甲府盆地の傾斜と、南アルプスの稜線が。『こんなにきれいにアルプスが見えるのは珍しいですね』と、キャプテンのYさん。
甲府昭和I.C.を降り、市街地を経由して、昇仙峡ラインに入ります。道幅は車1台分程度で、上流に向かって一方通行です。ときおり、馬車が行き来するとのことです。5~11月の土日は車両通行止めになるので、ちょうどよい時期に訪れました。
絶景の渓谷を抜けて、着きました、本日の昼食どころ、ほうとう会館です。歓迎の看板と、大きなお饅頭がお出迎え。
食堂でみんなで食事をする様子は、さながら修学旅行のようです。
熱々のほうとう。食べるのに一生懸命で、コメント少なめ…。
そうそう、山梨といえば、 武田信玄も。(『ついでかっ!』(信玄談)) |
昇仙峡までの道すがら、圏央道の青梅近辺から桜の花が見られましたが、ここも満開。1シーズンに2度桜を楽しめました。ほうとう会館の横は荒川(※東京の荒川とは別物)。♪春の小川は さらさら行くよ~♪
ほうとう会館向かいの、夫婦木神社に移動して記念撮影です。夫婦木神社は、和合、繁栄、結び、子宝の神様だそうです。
番外編。千葉チャプター桜添え。 |
それでは、帰途に着くことにいたしましょう。ここまでの道、昇仙峡ラインをさらに進み、山を越えて、韮崎I.C.へ向かいます。山道を登りながら、眼下の景色を横目でチラリ。昇仙峡の岩肌の山々は、掛け軸の水墨画のようですね。この美しさを、文章だけでお伝えするのは至難の業…。
途中、山道に突如、車の列と交通整理のガードマン。『桜見物?』と思いきや、戻ってから調べてみると、茅ヶ岳(かやがたけ)で急逝した、『日本百名山』の著者、深田久弥(ふかだきゅうや)氏をしのぶ行事、深田祭でした。茅ヶ岳への登山口である同地は、氏の名前を冠して深田記念公園となっているそうです。
韮崎I.C.から中央道に乗り、双葉サービスエリアで一服。そのあと、解散場所、談合坂SAへ向けて走ります。目の前には富士山。ん~いい~景色です。
談合坂SAで解散の儀。ここにも桜が咲いていました。
最後は一本締め。今日も1日おつかれさまでした。とはいっても、まだ旅の途中です。この時点で上り方面はやや渋滞が出ておりましたので、どうぞみなさん、家に着くまで油断せずに運転してくださいね。
はじめてご参加のみなさん、ご復帰のみなさん、いかがでしたでしょうか。5月のツーリングは矢祭山(福島県東白川郡)方面です。もっと暖かくなっている頃ですね。 次回もたくさんの方のご参加をお待ちしております。2010年のツーリングシーズンを、千葉チャプターで楽しくお過ごしください。
Photo/Report by Djangoえび & 十兵衛