’きんの’は、手を滑らせてしまい、振りかざした’鉄の斧’は、巨木の近くに
轟轟と流れ落ちる、’多厳の滝’に吸い込まれる様に落ちてしまいました。
すると、辺りは一変、霞が掛かり、その滝の流れの中から、‘多厳の滝’の主、
寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ、海砂利水魚の、水行末雲来末風来末、
食う寝る処に住む処、やぶら小路の藪柑子、パイポパイポ、パイポのシューリンガン、
シューリンガンのグーリンダイ、グーリンダイの ポンポコピーのポンポコナーの、
長久命の長助だよ、善因修業!が、厳かに現れました。
つづく。