新鮮なもの 熟成されたもの

肉や魚ではないけれど、
サーフギアにも新鮮なものが良かったり、
熟成された方がが良い。という品があるんだ

例えばサーフボード。
クリアーのボードでいうと、出来上がったばかりの
新鮮な方がより白い。
でも、製品としてサーフボードは出来ているが、科学的にみると
レジン樹脂の硬化は続いているので、丈夫さを求めるとなると、
出来上がってから、使用せずに数週間熟成させてから。
という事になる

ウエットスーツ。
新品でも熟成されてしまえば、ゴム製品の伸縮性が
落ちてしまい、一般的には品質が落ちる
木材と同じように、一定期間を過ぎると生地によって
伸び縮みがあるので、各メーカーの生地のクセや特性を
考慮に入れて体の各部分の採寸をする

ボードやウエットスーツ以外のサーフギアにも、新鮮なものが
良かったり熟成されたほうが良い。などのウンチクは
あるものの、最近のサーフショップやサーフ量販店などでは
デザインなどに重視され、品質などの説明はあまり無いようだ。
そこに原因があるかどうか、日本のサーフ業界ではここ数年の
データをみると毎年約10%程のサーフショップが倒産&廃業し、
ニューショップが（ウェブ含む）オープンさせている。
どの商売も同じだけど、簡単ではない。ということ。

サーフボード製造元であるうちは、出来上がりから
1週間～10日くらい熟成させて納品を心掛けている
うちのライダーのように、熟成する前にフットマークを
付けたく、あえて出来上がりすぐ乗る人もいる

ま、出来上がりすぐに波が上がると、自分を始め
ライダーや関係者には使わせてしまうけどね





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