毎年・・・だいたい・・・ 明治神宮に行きます。
今年も行ってきました。
ここは、本当に外国人が多く来ます。
外国人から見て、日本の美や精神的なものを感じるのに
こうゆう神社は手っとり早いのだと思います。
長い参道を歩き、ヨーロッパの宮殿のように一直線にアプローチする事なく何度か曲がり到達するところから、精神的な意味があります。
詳しいわけではありませんが、お茶やお花にも、動作に精神的な意味があります。
そうゆう興味や意識がないと、
「 なんて（日本）はまどろっこしいんだ。 」となってしまいますが、
そうゆうモヤモヤする部分含めて、『 日本の美 』 なんですね。
しかし、複雑な事を、極力シンプルな形で表現してしまうのも
『 日本の美 』 です。
神社のそれぞれの建築物は、多くの装飾的な部材で構成されていますが、
それが全体で表現するものは、神聖 とか 静寂 とか 無 とか、
そうゆうシンプルな感情を表現します。
日本の美しさに対して心惹かれる度合いが、年々高まるような気がします。
神社の門の奥にある拝殿の緑銅の屋根の色が、
門というフレームに切り取られ浮かびあがります。
風合いを帯びている門の木の色との対比が、生き生き感・高揚感を作りだし
また、そうゆう瞬間というか色の惹き建てとかが
逆にモダンな印象として受け取られるのです。
『 日本の美 』 の斬新さやモダンさは
もっともっと見直されて、認識され、盛り返して欲しいと思います。
和食ばかりではなく、古来からの日本の建築や、暮し方、そして道具 も
世界に誇れるものです。
素晴らしい日本 に私達自身が
もっともっと気づければいいなと思います。
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