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建築設計:私の仕事とは 2

相手の影響・・・

その相手とは 施主 ・・・・ 当たり前だけど。。

施主というのは、実は、とても重要なのだ。

もちろん施主がいなければ、私は仕事をする事ができない。

それとは別に、住宅だとすれば 施主が 内容や形を含めて 家 を決めている のだ。

仕事の流れとしては、私が依頼され、プランや仕上げや形を考えるのだけど、、、それは、私が 「 今度はこんな家を作りたい 」と勝手に決めているわけではない。

施主の 様々な事に対する考え方や感性 ・ 人柄 ・ 好み ・ 人生観 そして予算 など、そうゆ事で、

おのずと出来上がるものは決まっている のだ。

そこに、考える家を図面化する能力を持ち合わせていれば、家はできてしまう。となれば、我々設計者は必要ない。

ただ、その前に、様々な条件を整理し、まとめる という事が必要になる。それには、ある程度 客観的なものの見方 が必要。 第2の目 として。

その  の役が、設計者 という私 だと思っている。

施主が その 「 第2の目 」を選んだ時、方向性は ほぼ決まる 。

選んだ事は 施主の責任 ・・・・ そして、 目 である私にも同等の責任を負う事になる。

選んだ事は、施主の考え方や感性(など)によるのだから、その結果として出来上がるものは、おのずと決まっているのだと思う。

ただし 目 にも人格(?)があるため、、、へたをすると暴走する・・・場合もある。

私は、スピードを出す事にあまり快感を覚えないので、暴走したいとは思わない。

スウー っと 気持ちよく走りたい。制限速度でというわけではないけれど・・・・それが暴走か?^^・・・・いやいや、そんなに早く走らなくていい と思っている。

それが私の基準

そして 私を選ぶ 施主の基準

 ・ (つづく) ・ 

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