都内では、各地で、この10月から、ゴミの収集方法が変わりました。
ある区では、ゴミ焼却場の能力UPをし、ほぼなんでも「燃えるゴミ」になり、ある区では「細かな分別」となりました。
私の住んでいるところは「なんでも燃えるゴミ」になったところ。
今まで、「燃えるゴミ」「不燃ゴミ」「再生ゴミ」と別れていたのに、プラスチックでもなんでも「燃えるごみ」になってしまいました。
ゴミを捨てるたびに、納得できず「嫌な感じ」がします。
行政の言い分がわからないわけではないんです。「不燃ゴミ」の処分、つまり「埋め立て」がもう限界だから。。
でも、納得できなんですよね。
緊急をようするから、燃やせるものは燃やしちゃえ!っていうのが。。
対処であって改善ではないはずです。
食品はじめ、いろいろなものの容器や包装・・・これを「再生」「リサイクル」できるものに変えていかなくてはいけないのに。。。簡単な事ではないから、とにかく、焼却場の能力UPでやっちゃえ・・・
おかしいと思うんです。現実にそれは「今」簡単にできる「方法」かもしれない。・・・では、焼却灰はどうするのか・・・結局、地方の産廃処理場行きでしょう。
その灰の量は一段と増えます。プラスチックも金属もいっしょに燃やすから、その灰はかなり有害なはずです。それよりも、焼却時、煙突から出るものはどうなんでしょうか?
またも問題を未来に先送り。本末転倒です。
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建築基準法で「シックハウス」に関する法律ができた時も、同じように思いました。建築材料を規制するだけで、製品の家具などに使う材料とは別の話でした。
昔、行政の担当者に言われた事があります。
「家がよくても、使っている家具がどうかわからないでしょ」
なんというか、、、発想が違います。
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なんでも燃えるゴミ・・・・
今まで子供たちに「ゴミの分別」「ものを大切につかう」という事が環境を守っていく事につながる、と言っていたのに、いきなり、はしごをはずされてしまったように感じます。